「加害者」を含むコラム・事例
459件が該当しました
459件中 251~300件目
年金を逸失利益として不法行為に基づく損害賠償請求することの可否
年金を逸失利益として不法行為に基づく損害賠償請求することの可否 最高裁判決平成11年10月22日、 損害賠償請求事件 民集53巻7号1211頁、判例タイムズ1016号98頁 【判決要旨】 1 障害基礎年金及び障害厚生年金の受給権者が不法行為により死亡した場合には、その相続人は、加害者に対し、被害者の得べかりし右各障害年金額を逸失利益として請求することができる。 2 ...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
年金を逸失利益として不法行為に基づく損害賠償請求することの可否
年金を逸失利益として不法行為に基づく損害賠償請求することの可否 最高裁判決平成11年10月22日、 損害賠償請求事件 民集53巻7号1211頁、判例タイムズ1016号98頁 【判決要旨】 1 障害基礎年金及び障害厚生年金の受給権者が不法行為により死亡した場合には、その相続人は、加害者に対し、被害者の得べかりし右各障害年金額を逸失利益として請求することができる。 2 ...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
労災保険法・厚生年金法の保険給付と受給権者の第三者への損害賠償額から控除2
労災保険法・厚生年金法の保険給付と受給権者の第三者への損害賠償額から控除の要否2 最高裁判決昭和和62年7月10日 、損害賠償請求控訴、同附帯控訴事件 民集41巻5号1202頁 、判例タイムズ658号81頁 【判決要旨】 労働者災害補償保険法による休業補償給付・傷病補償年金又は厚生年金保険法(昭和和60年法律第34号改正前のもの)による障害年金は、被害者の受けた財産的損害のうちの積...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
労災保険法・厚生年金法の保険給付と受給権者の第三者への損害賠償額から控除
労災保険法・厚生年金法の保険給付と受給権者の第三者への損害賠償額から控除の要否 最高裁判決昭和52年4月8日、損害賠償請求事件 裁判集民事120号433頁、金融・商事判例527号26頁 【判決要旨】 労災保険給付の受給権者が政府から休業補償としての保険給付を受けた場合には、受給権者の第三者に対する民法又は自動車損害賠償保障法に基づく休業損害の賠償請求権は、その分だけ減縮する。 【...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
第三者行為災害(交通事故)の過失相殺と労災保険法の関係
第三者行為災害(交通事故)の過失相殺と労災保険法の関係 最高裁判決平成元年4月11日、損害賠償請求事件 民集43巻4号209頁 、判例タイムズ697号186頁 【判示事項】 いわゆる第三者行為災害に係る損害賠償額の算定に当たっての過失相殺と労働者災害補償保険法に基づく保険給付額の控除との先後 【判決要旨】 労働者がいわゆる第三者行為災害により被害を...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
第三者行為災害(交通事故)の過失相殺と労災保険法の関係
第三者行為災害(交通事故)の過失相殺と労災保険法の関係 最高裁判決平成元年4月11日、損害賠償請求事件 民集43巻4号209頁 、判例タイムズ697号186頁 【判示事項】 いわゆる第三者行為災害に係る損害賠償額の算定に当たっての過失相殺と労働者災害補償保険法に基づく保険給付額の控除との先後 【判決要旨】 労働者がいわゆる第三者行為災害により被害を...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
労災保険と使用者に対する損害賠償請求
労災保険と使用者に対する損害賠償請求 最高裁判決昭和37年4月26日、損害賠償並びに慰藉料請求事件 民集16巻4号975頁 【判示事項】 1、民法第717条にいわゆる「土地の工作物」に該当するとされた事例 2、労働者災害補償保険法による遺族補償費として受給者の財産的損害額をこえる金額が支給された場合と受給者以外の遺族の財産的損害賠償請求権の有無 3...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
第三者行為災害(労働災害)と政府が代位取得する損害賠償権
第三者行為災害(労働災害)と政府が代位取得する損害賠償権 最高裁判決昭和38年6月4日、 損害賠償請求事件 民集17巻5号716頁 【判示事項】 労災保険金の受給権者が損害賠償債務を免除した後の保険金給付と労働者災害補償保険法20条1項の適用の有無 労災保険金の受給権者が第三者の自己に対する損害賠償債務の全部又は一部を免除したため、残存債務が保険給...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
【最幸ビジネスモデル】悪い人がいるのか?
【最幸ビジネスモデル】 2014.1.30 No.0788 =========================== 悪い人もいるじゃないか! 極悪非道人もいるじゃないか! という質問については、また明日(笑) と昨日の記事に書いたので(笑) その事について書いてみる。 私は小学2年生の時に ワイドショーで、極悪非道の加害者を見ていて 意識がふーーーっと その少年の魂と同化して そ...(続きを読む)
- 星 寿美
- (経営コンサルタント)
Blog201401、不正競争防止法
Blog201401、不正競争防止法 今月(2014年1月)は、独占禁止法、借地借家法、宅地建物取引業法、労働法、金融商品取引法、金融法、電子記録債権法、会社法、会社非訟、知的財産法、商標法、意匠法、不正競争防止法、信託法、破産法、倒産法、土壌汚染対策法、行政法などに関するテーマを中心に、以下のコラムを作りamebro(アメーバ・ブログ)とAllAbout(専門家プロファイル)に掲載しました。...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
不正競争防止法の保護を受ける「営業」
不正競争防止法の保護を受ける「営業」 最判平成18・1・21、『商標・意匠・不正競争判例百選』59事件、天理教事件 1 不正競争防止法2条1項1号,2号にいう「営業」は,宗教法人の本来的な宗教活動及びこれと密接不可分の関係にある事業を含まない。 2 宗教法人は,その名称を他の宗教法人等に冒用されない権利を有し,これを違法に侵害されたときは,加害者に対し,侵害行為の差止めを求めることが...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
『重要判例とともに読み解く 個別行政法』、要約など(その2)
亘理格・北村喜宣編著 『重要判例とともに読み解く 個別行政法』有斐閣(2013年4月) 各種の行政法分野の法律の概要、最高裁判例が簡便にわかる。 行政訴訟においては、原告適格、処分性、訴えの利益、損失補償の要否、国家賠償請求などが重要な争点となる。 第7章 国土整備法(不動産に関する行政法) 「道路法、河川法、海岸法」 公共用物である道路と河川を対比しつつ、管理者(国家賠償法参照)、使...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
モラハラの記事は怖くて書けないんです
こんにちは(^^♪ 見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。 開業当初からブログやメルマガを読んでくださっている方から 「ゆりさん、モラハラのことはもう書かないんですか?」 と聞かれました。 実は、怖くて書く気になれないんです。 モラハラは以前に比べ、多くの人に知られるようになりました。 被害に遭われている方は、理...(続きを読む)
- 中西 由里
- (離婚アドバイザー)
【最幸ビジネスモデル】なっちゃんから教わった事。
【最幸ビジネスモデル】 2013.11.28 No.0750 =========================== 先日訪れた滋賀の古民家 「奥加河荘」(おくかごそう) http://ameblo.jp/okukagosou/ 若くて可愛い なっちゃん・ゆきちゃん という2人の女の子がやっている、 ほん和かごはんというお食事処でもあり・・・。 シンギング・リンやアロマなどの ヒーリ...(続きを読む)
- 星 寿美
- (経営コンサルタント)
交通事故に基づく人身傷害保険と保険代位
交通事故に基づく人身傷害保険と代位 自動車保険契約の人身傷害補償条項の被保険者である被害者に過失がある場合において上記条項に基づき保険金を支払った保険会社による損害賠償請求権の代位取得の範囲 最高裁平成24・2・2民集 第66巻2号742頁 1 被害者が被る損害の元本に対する遅延損害金を支払う旨の定めがない自動車保険契約の人身傷害条項に基づき被害者が被った損害に対して...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
【夫婦問題の根本原因】「悪い私」をず~っと感じ続けていると・・・
こんにちは(^^♪ 見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。 何かにつけて「正しい」「間違えている」ということにこだわる人っていますよね。 そういう人は、もしかすると自分のことを「悪い私」だと責めて、心が傷ついているのかもしれません。 その人が本当に悪いかどうかはわかりませんよ? 例えば子どもの頃に親御さんから大切にされていないと感じて、そ...(続きを読む)
- 中西 由里
- (離婚アドバイザー)
金融犯罪の現状と資産防衛~詐欺からPC犯罪までの5時間研修|東京都内
ファイナンシャルプランナーの明石久美です。 2013年9月22日東京都内で、ファイナンシャルプランナー向けの「金融犯罪の現状と資産防衛~詐欺からPC犯罪まで」のセミナー研修を5時間行ってきました。 普段から使っているパソコンですが、きちんとパソコンの勉強をすることなく、何となく使ってしまっているものです。 電源を入れればネットにつながるため、特に知識がなくても使えてしまうためです。 しか...(続きを読む)
- 明石 久美
- (ファイナンシャルプランナー)
別居する前に知っておきたい意外なリスク
こんにちは(^^♪ 見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。 別居が原因のDVってご存知でしょうか? 別居すると、絶対にそうなるってわけじゃないですよ? そういうケースもありますよって話です。 DVというと暴力のサイクルを思い浮かべる方も多いかと思います。 暴力の爆発期 ▼ ハネムーン期 ▼ 緊張の蓄積期 ▼ 暴力の爆...(続きを読む)
- 中西 由里
- (離婚アドバイザー)
起業時に引っかかりやすい詐欺事件に注意
このところ、ビジネスに絡んだ犯罪で、被害に遭った経営者の話をよく聞くようになりました。起業した人にも、開業資金を狙う犯罪組織が近づいてきます。彼らにとって、多額の資金を持つ起業家は、狙いやすいことは確か。特に注意が必要なのは、開業して間もないときの大口の取引です。 市場でまだ会社が知られず、商品が売れなくて四苦八苦しているときに、一定量の商品を買ってくれるお客さんはありがたい存在です。しかも...(続きを読む)
- 中山おさひろ
- (起業コンサルタント)
モラハラから抜け出すために必要なたったひとつの決意
こんにちは(^^♪ 見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。 モラハラ被害に遭っている方が、そこから抜け出すために必要なこと。 それは 「自分を大切にする」 と決意することです。 自分を大切にするというのは、自分の気持ちを尊重するということです。 自分の気持ちを後回しにしたり、抑圧しなければ、モラハラ加害者と共存...(続きを読む)
- 中西 由里
- (離婚アドバイザー)
モラ夫とパパの産後うつ
こんにちは(^^♪ 見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。 「あなたは父親の産後うつを病んでいる。 イライラ、不眠、神経過敏、怒り、責任を重く感じるのも典型的な症状よ。 女性は泣くけど、男性は激怒して、多くの場合逃げ出す」 ~海外ドラマ「ダニーのサクセスセラピー」より引用~ 「産後うつ」は、女性だけのものではありません。 ...(続きを読む)
- 中西 由里
- (離婚アドバイザー)
浮気問題を乗り越えられるのは、こんな人です
こんにちは(^^♪ 見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー 中西由里です。 浮気問題を乗り越えられる人というのは、自分のことを「被害者」とも「加害者」とも思わない人です。 被害者も加害者も、夫婦の関係性に「正しさ」を持ち込みます。 もし争うのであれば、とことん正しさを追求してください。 でも修復する際に必要なのは、「愛」であって「正しさ」ではな...(続きを読む)
- 中西 由里
- (離婚アドバイザー)
夫が離婚に応じてくれない
「憎いからじゃない。 傷ついているからだ」 ~映画「食べて、祈って、恋をして」より引用~ 「どうして夫は離婚に応じないんでしょうか? わたしのこと、嫌いなくせに。 これって、嫌がらせですよね!」 っていうお悩み、たまにお受けします。 ダンナさんが、モラハラ加害者なら、支配欲と執着心から妻を手放さないということが考えられます。 ...(続きを読む)
- 中西 由里
- (離婚アドバイザー)
師匠の言葉:心の5S
『心の5S』 (師匠の言葉より) 最近特に、心の闇を抱えている人を多く見かけます。 事件の陰には、加害者側にも被害者側にも必ず環境、つまり「家庭」の存在があります。 よくも悪くも、その人が育った環境はその人の人生に大きな影響を与えます。 だからこそ、自分で自分の心をコントロールする必要があるのです。 (セルフコントロール) 簡単ではありませんが...(続きを読む)
- 下枝 三知与
- (ビジネススキル講師)
労働者災害補償保険法、労災民事訴訟
労働者災害補償保険法、労災民事訴訟 1、労災認定 労働基準法第8章→労働者災害補償保険法 強制加入(後日、加入してもよい) 療養給付(現物または金銭)は全額支給。なお、健康保険は本人が一部負担。 休業補償給付は給付基礎日額の6割+特別支給2割。 後遺障害給付は、年金(7級以上)、または、一時金(8級以下) 労働者死亡の場合、遺族に対する葬祭料、一時金、年金+特別支...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
セクハラ・パワハラ・労災(研修)を受講しました。
講座名 労働問題の実務対応に関する連続講座 第4回 セクハラ・パワハラ・労災 研修実施日 2013年05月24日開催 実施団体名 日本弁護士連合会 [講師] 山下 敏雅 弁護士(東京弁護士会) 柊木野 一紀 弁護士(第一東京弁護士会) セクシャルハラスメント、パワーハラスメントは近時相談も多く,これらが原因で精神疾患を発症した場合には労災の問題にもなります。 この講座で...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
離婚に関する慰謝料請求
○慰謝料 離婚を理由とする慰謝料請求は、①離婚の原因となった個々の加害行為、②その結果として生じた離婚そのもの、について、不法行為に基づく損害賠償責任と解するのが最高裁判例である(最高裁昭和46・7・23判決)。 上記最高裁判例は、上記①と②を区別して、不法行為に基づく損害賠償責任の3年の消滅時効(民法724条)の起算点である「損害および加害者を知ったとき」について、①個々の加害行為に...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
家事調停申立書の写しの送付
○家事調停申立書の写しの送付 家事調停の申立てがあった場合には、家庭裁判所は、申立てが不適法であるとき又は家事調停の手続の期日を経ないで第271条の規定により家事調停事件を終了させるときを除き、家事調停の申立書の写しを相手方に送付しなければならない。ただし、家事調停の手続の円滑な進行を妨げるおそれがあると認められるときは、家事調停の申立てがあったことを通知することをもって、家事調停の申立書の...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
DV(問題行動)を二人で超えていくには。
DV治療 質問者:8m(東京都/女性/24歳) (会社員(一般)-その他) 恋愛・男女関係 > 恋愛 2013/04/25 21:24 彼氏のDVと怒ったときの奇行(脅迫や破壊)が原因で破局に寸前です。 前から治すと言ってはなおってませんでしたが、 今回、彼は友人や家族にこのことを話し、 カウンセリングを受けてDVや怒る性格を直すと言っています。 彼は普段、外で他...(続きを読む)
- 湯田 佐恵子
- (婚活アドバイザー)
長期間経過後の懲戒処分(諭旨解雇)は無効
長期間経過後の懲戒処分(諭旨解雇) 最高裁平成18・10・6、判例タイムズ1228号128頁 ネスレ日本(諭旨解雇)事件 『労働判例百選(第8版)』60事件 上司の管理職への暴行事件から約7年経過後に会社がした諭旨解雇が解雇権濫用として、無効とされた。 長期間(数年間以上)経過してからの懲戒処分は、解雇権濫用として、許されない。 本件事案のポイントとして、...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
「わたしなんて、いても、いなくても同じ」は、言葉の暴力ですよん(涙)
●「わたしなんて、いても、いなくても同じ」は、言葉の暴力ですよん(涙) こんにちは。九州産業大学心理学講師 木村聡子です。ときには、落ち込むことだって、ありますよね。 まるで、自分だけが苦労しているような気がしたり、「誰もわかってくれない!」という気持ちになったり。 わかります。わかりますよー。孤独感がつのって、苦しくなるときがあるのは、わかります。 でもね、「わたしなんて、いても...(続きを読む)
- 木村 聡子
- (婚活アドバイザー)
健康第一、金利は第二!!その2
こんにちは。住宅ローン専門FPのさとう ようです。 4月になり、新年度ということで「気持ちも新たに」と気を引き締めた方も多いのではないでしょうか? 僕も今年度の活動方針のようなものを決めました。この気持ちを忘れずに進んでいきたいと思います。 さて、前回に引続き「住宅ローンと健康」についてお話します。 前回、健康でないと団信には加入できないから、住宅ローンを組むことが難しくなると書きました。...(続きを読む)
- 佐藤 陽
- (ファイナンシャルプランナー)
加害者の損害賠償金の弁済供託(遅延損害金が一部発生しない)
・加害者の損害賠償金の弁済供託(遅延損害金が一部発生しない) 最高裁平成6年7月18日・民集 第48巻5号1165頁 交通事故によって被った損害の賠償を求める訴訟の控訴審係属中に、加害者が被害者に対し、第一審判決によって支払を命じられた損害賠償金の全額を任意に弁済のため提供した場合には、その提供額が損害賠償債務の全額に満たないことが控訴審における審理判断の結果判明したときであっても、原則として...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
交通事故(による後遺症)と死亡との因果関係
・交通事故(による後遺症)と死亡との因果関係 最高裁平成5年9月9日・裁判集民事 第169号603頁 交通事故により受傷した被害者が自殺した場合において、その傷害が身体に重大な器質的障害を伴う後遺症を残すようなものでなかったとしても、右事故の態様が加害者の一方的過失によるものであって被害者に大きな精神的衝撃を与え、その衝撃が長い年月にわたって残るようなものであったこと、その後の補償交渉が...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
交通事故と損益相殺(労災、年金、保険)
交通事故と損益相殺(労災、年金、保険) 交通事故によって加害者が被害者に支払うべき損害賠償額を算定するにあたって、同じ損害項目(例えば、治療費、休業補償、逸失利益など)が労災、年金、他の保険から支払われる場合に、それを控除すべきかが問題となる。 ・損害賠償額から控除すべきではないもの ・最高裁平成7年1月30日・判例時報1524号48頁 搭乗者傷害保険金 ・最高裁昭和39年9月25日・民集18...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
被害者側の過失相殺(民法722条2項)に関する最高裁判例3、被害者の心身の素因
・被害者の身体的または心因的な素因 ・交通事故の場合 ① 最高裁 昭和63年4月21日 ・民集 第42巻4号243頁 身体に対する加害行為と発生した損害との間に相当因果関係がある場合において、その損害が加害行為のみによって通常発生する程度、範囲を超えるものであって、かつ、その損害の拡大について被害者の心因的要因が寄与しているときは、損害賠償額を定めるにつき、民法722条2項を類推適用して、そ...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
交通事故で被害者(側)の落ち度を過失相殺する場合の方法
被害者(側)の落ち度を過失相殺する場合の方法 相対的過失相殺によるべき場合 ① 故意の加害者と過失による加害者がいる場合(例、取引的不法行為) ② 加害者の一部と被害者に特別な関係がある場合 ・最高裁昭和51年3月25日・民集 第30巻2号160頁 「夫の運転する自動車に同乗する妻が右自動車と第三者の運転する自動車との衝突により損害を被つた場合において、右...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
交通事故の平成13年以降の主な最高裁判決
交通事故の平成13年以降の主な最高裁判決 それ以前の交通事故の主な最高裁判決は、下記で取り上げています。 http://www.murata-law.jp/jiko/hanrei.html 平成13年3月13日 ・民集 第55巻2号328頁 1 交通事故と医療事故とが順次競合し,そのいずれもが被害者の死亡という不可分の一個の結果を招来しこの結果について相当因果関係を有す...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
民法改正(財産法関係)その6
○債権時効 ○ 債権時効の起算点と時効期間の原則 債権の消滅時効を「債権時効」と定義。 民法改正提案では、時効の起算点と満了について、「債権を行使できる時から10年、その前であっても、債権者が債権の発生原因及び債務者を知った時のいずれか遅い時から3~5年」という民法改正提案。 生命身体名誉に対する不法行為については、30年という長い消滅時効。 3-1-3-44...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
いじめ、体罰と自殺の関わり
昨日の「体罰と自己肯定感」についてもう少し丁寧にコメントします。 昨日お伝えしたかったことは 「体罰」やいじめを理由に死んでしまう人の、親の気持ちです。 死んでしまうまで自分を追い詰める本人の気持ちを考えると、 その直接的な出来事はきっかけにすぎなくて それまでの周囲の人との関係性がとても大きいのではないか?と思うのです。 結論から言うと、昨日のテレビで伝えていたように、 加害者や...(続きを読む)
- 湯田 佐恵子
- (婚活アドバイザー)
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