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コラム一覧
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オープンシステムの落とし穴
●オープンシステムとは? 建築主自身が、元請業者を介さずに基礎工事・大工工事・左官工事etcを分離発注し、設計事務所が設計監理ばかりでなく、工事管理も代行して建物を完成させる方法をオープンシステムと云います。 その事により、元請さんの経費が不要となり、工事費を何割りか軽減するために考えられた方法です。 ●元請会社の仕事 請け負い業は、建築主に対してカタチの無いものを、仕様と性能と意匠の取り決めを...(続きを読む)
木の家整備促進事業の助成金がなくなります
昨年まで、100万円の助成金がついた、木の家整備促進事業ですが、野党より助成金のばら撒きだと批判された為、なくなってしまうことになりそうです。 その代案として、「地域型住宅ブランド化事業」と云うタイプの助成金制度が発足します。 助成金内容は「木の家整備促進事業」と同じ内容となる見込みですが、今回は工務店単位でエントリーするのではなく、原木供給者・製材業者・プレカット工場・建材流通事業者・建築士事...(続きを読む)
免震住宅を安く造る方法
●免震支承(装置)の構成 免震住宅は上部構造には、特別に細工する必要はありません。地面から土台までの目に見えない部分にお金を掛けることになります。文字通り「縁の下の力持ち」です。 地盤 地盤が固ければ特に何もする必要はありません。軟弱地盤であれば、柱状改良が必要となります。また、液状化する恐れのある地盤では、残念ながら免震住宅は建てる事は出来ません。 基礎 一般の基礎と違い、地中梁は必要ありま...(続きを読む)
大阪の直下型地震
昨日の朝にも少し書きましたが、偶然にも昨晩毎日放送のゴールデンで南海地震より、上町断層帯を大阪府は警戒していると言っていました。 南海地震は、ある程度予兆があります。微弱地震の回数が増えるとかです。東日本大震災の前にも兆候地震が頻発していました。 直下型地震は突然襲います。前兆も殆どありません。上町断層帯の30年間の発生確率は3%ですが、阪神大震災はそれ以下の確率でした。断層は何時動くのか全く判...(続きを読む)
上町断層帯の危険な兆候
●上町断層帯がズレ始めている 南海地震の被害より大きな被害が予想される、上町断層帯に危険な兆候が現れはじめています。 ●2011.10.14 サンケイ新聞 大阪府を縦断する「上町断層帯」の一部で、断層が平行にずれる「横ずれ断層」型の微小地震が集中的に発生していることが、産業技術総合研究所の研究チームの調査で分かった。 横ずれ断層型の微小地震の頻発は、大規模地震の引き金になる可能性が指摘されてい...(続きを読む)
ローコスト住宅を成功させるには
●心構え ローコスト住宅を成功させるには、工務店さんとの協調が欠かせません。お金はないけど、夢だけは一杯あることを熱く工務店さんに語らなければなりません。工務店さんも商売ですから損してまで助けてはくれませんが、儲けはそこそこに「施主さんの情熱に絆されました。引き受けましょう」といってくれる様にもって行かなければなりません。 ●悪い例 何も考えず、「幾らで出来ますか?」だけを聞く建築主は、損をしま...(続きを読む)
快適に住まう為に(断熱材)
●断熱効果の指標 充分な断熱かどうかの目安を次世代省エネ基準に置いています。それに地方・地域の特性を加味しながら、断熱方法や断熱材を決定していきます。 建物によく陽が当たる場所でも、窓の仕様が充分であれば、Q値計算を行うとグラスウール16k100mm程度の断熱材でも次世代省エネ基準をクリアするかも知れません。 ●次世代省エネ基準の限界 エコ住宅の発想は寒い国から発展してきました。冬の寒さを如何に...(続きを読む)
津波には無抵抗な建物
三月に入ると、やはり東日本大震災の映像を多く見ます。昨晩もNHKで地震と津波の映像を放映していました。 ●津波に弱い木造住宅 建物の倒壊映像も然ることながら、津波の映像は何度見ても建築士として無力感を感じてしまいます。津波の勢いで押し流されている建物も多くありましたが、比較的緩い流れにも水嵩が増すにつれ流されてしまう様子も残っていました。 木造の住宅は凡そ40ton前後の重量があります。この家が水...(続きを読む)
60代の家造り(趣味に生きる)
今日から趣味にしている町内ソフトボールリーグ戦が始まります。 私は今年で57歳になりましたが、まだ現役です。監督やコーチではありません。我が町はソウトボールが非常に盛んで、リーグ戦に参戦する為県外からも選手が集まります。 現在11チームでリーグ戦を行っています。それ以外にも年代別の選抜チームを結成しまして、県大会や全国大会に出場しています。 57歳でも現役でいられるのは、この年代別大会があるためで...(続きを読む)
自分で間取りを描くには?
●いきなりプランを書き始める事はプロでも行いません。 プランニングの初めはヒヤリングから始めます。自分の事は自分が一番良く知っていると思えば失敗します。もちろんご自分一人で住まわれるのであれば、それでも構いませんが、ご家族がどの様な意見を持っているかじっくり聞くことです。今の暮らしにどの様な不便を感じているか、将来の家にどの様な夢を抱いているのかなどです。 ●固定観念を取り除く それらをまとめて...(続きを読む)
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