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コラム一覧
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木造免震住宅は揺らせることよりも、固定させる方が難しい
●木造住宅とその他の構造の免震支承(装置)の違い 免震支承は国交省告示で「ゴム」「滑り」「転がり」の三つに大別されています。 木造とその他の構造で何が違うのかと云いますと、重さです。木造住宅の重さは平米当たり2ton程度ですが、鉄骨造で5ton前後、RC造で10ton前後になります。階数にもよりますが木造は他の構造に比べて極端に軽いのです。その軽さに対応出来る免震支承は「転がり」が最も有利です。 ...(続きを読む)
オープンシステムのメリット・デメリット
工務店を介在させずに、建築主が発注者になり、設計事務所が施工管理と設計監理を兼ねて住宅を完成させるシステムです。 工務店サイドの都合による事無く、建築主自身が納得して仕様を選択できたり、工務店の間接経費が削減出来る為注目されています。オープンシステムを行う設計事務所も多くあり、その為の融資制度もあるようです。 実は私も、数棟こなした事があります。しかし、建築主の要望によるもので積極的な展開をしませ...(続きを読む)
リフォームか建替えか?
予算のある人であれば、そう悩む事もないことですが、予算が少なければリフォームするか、建て直すかは大きな問題です。 判断の方法は大きく二つあります。 ●一つ目は、その家が建築された年代です。 ★昭和56年以前の住宅→原則的には建替えを勧めています。高度成長期の粗製濫造のなごりで、家として住宅ローンが終わる頃まで持てば良いと言う発想で家が建てられています。 ★昭和56年~平成14年以前の住宅→住宅金...(続きを読む)
太陽と鉄骨造の音鳴り
木造の家で構造材の乾燥割れが原因でよく音がなるのは確認されていますが、鉄骨造で築後何十年も経過しているのに止まらないと云う症状もあります。 日中太陽に建物が熱せられた時、金属は膨張収縮が激しいので、他の建材との間にストレスが溜まります。それが一定の限界を超えるとズレますので、その時音が発生します。 発生場所は一箇所とは限りません。金属とその他の建材の接合部・熱せられた金属と熱せられていない金属の...(続きを読む)
強風と金属屋根の音鳴り
折板屋根等の金属製の屋根の場合、風向きによってボーッウと云う重低音の音が鳴り響く事があります。金属屋根の隙間に風が入ってフルートの様な木管楽器が音を出すのと同じ原理で鳴る場合が多い様です。 先日それとは違う音鳴りを体験しました。心当たりのある隙間を全て塞いだのですが、風が吹く度に音鳴りが起こります。興味をそそられましたので、風の強い日に屋根の上に上がって聴診器で屋根面の何処が鳴っているのか調べまし...(続きを読む)
大阪市の耐震診断・改修設計・改修工事助成金の概要
4/11(水)午後1時半より、大阪市住まい情報センターで、大阪市の事業者向け平成24年度耐震診断・改修設計・改修工事に対する説明会がありましたので参加しました。 内容は平成23年度とほぼ同様で、建物所在地を地番で記入する等の細かな変更のみでした。 助成金ですが、戸建て木造住宅を例に挙げれば、 耐震診断:診断費用の90%の補助率で¥45,000-が限度額です。 改修設計:設計費用の2/3以内で¥1...(続きを読む)
予算が無くて希望通りの家が建てられません・・・
ご自分ひとりで、予算と世間相場とをニラメッコせずに、家の希望と予算を、出来るだけ多くの設計事務所なり、工務店なりに発信さる事をお勧めします。最近はメール一本で簡単に相談出来ます。住所氏名の記入を強要させるサイトもありますが、商業目的でなくボランティアで、匿名で相談に応じる会社も多くあります。 予算を抑えて希望通りの家を建てるには、パートナーの協力が必要です。パートナーが儲ける事しか考えていなくて...(続きを読む)
設計費用の料金体系を公開しました。
http://mbp-osaka.com/oado/service1/ お問い合わせの中で、設計費用がどれ位必要なのか判り辛いとの感想にお応えするため、費用体系を公開いたしました。 基本的に、相談の範疇に入るものは今まで通り、無料で応じております。これは相談に応じる事により、自己研鑽の意味合いもありますので、無料にてご相談に応じさせて頂きます。 現場調査は、交通費程度のご負担をお願い致します...(続きを読む)
メガクウェイク津波
東日本大震災の場合、津波の脅威を思い知らされました。昨日NHKスペシャルで、何故ここまで巨大津波が発生したのか、最新のデータを基に説明していました。 震源地付近の断層がずれた際に発生した津波と直ぐ後に、プレート境界付近のズレも発生し、盛り上がった津波を更に高く押し上げたとの事でした。 それ以外にも、海底地すべりによる津波も観測されている模様です。 恐ろしい話しですが、現在の建築基準法では、津波に...(続きを読む)
設計監理費ってどれ位必要なの?
通常は仕事を依頼される前に見積書をだします。 その見積り書の中に、内訳が書かれておりますので、ご納得戴ければ設計契約を結びます。 その際に設計重要事項説明書の添付も建築士法で規定されていますので、契約以外に重要事項の説明を受けることが出来ます。 費用ですが、通常は建設費の○○%と云った出し方が一般的ですが、最近はローコスト住宅志向の依頼も増えました。 必要以上の労力を使ってコストを削減しても、一...(続きを読む)
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