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●住宅性能表示制度 - ☆火災時の安全性 のコラム一覧
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火災等級 その3
開口部以外の耐火等級は4段階で 等級4は耐火構造(60分の耐火性能を有するもの) 等級3は準耐火構造(45分の耐火性能を有するもの) 等級2は防火構造(20分の耐火性能の有するもの) 等級1は2に満たないものとなっています。 サイディングのカタログ等には必ず防火構造とか準耐火構造とか表現されています外壁材決定の際の目安にして下さい。軒裏とか屋根も対象となりますのでご注...(続きを読む)
火災等級 その2
燃え難さの指標として開口部耐火等級・開口部以外耐火等級があります。 開口部耐火等級は3段階で等級3は延焼の恐れのある部分の開口部を特定防火設備(60分以上の遮炎性能のあるもの)を設置。 等級2は延焼の恐れのある部分の開口部を防火設備(20分以上の遮炎性能のあるもの)を設置。等級1は2に満たないもの。となっています。 延焼の恐れのある部分とは、建物の外壁面と敷地境界線...(続きを読む)
火災等級 その1
この項目の趣旨は火災の早期発見と建物の燃え難さを数値化する事です。 但し、燃え難さとは隣家からの延焼を対象としており、内部からの失火は問われていません。内部の燃え難さは建築基準法の範疇との考えです。 早期発見の指標として感知警報装置設置等級が4段階あります。 等級4は自動火災警報装置を全居室・台所・階段に設置。 等級3は住宅用火災警報装置を全居室・台所・階段に設置。 等...(続きを読む)
耐風等級 積雪等級
耐風等級は2段階に分かれています。基準法をクリアすれば1。等級1の1.2倍が等級2となります。 これも1であっても伊勢湾台風クラスに耐えうると、されていますので、等級1でも評価されていない建物に比べれば遥かに安心と云えます。接合部の金物や基礎、地盤、横架材の強度に至るまで、検討項目に入っていますので、建築基準法や住宅金融公庫建設基準に比べより詳細に渡り建物をチェックしていると云えます...(続きを読む)
耐震等級
性能表示で初めに評価を受けるのが構造の安定性です。地震に対してどのくらいの性能を持つのか(耐震等級)。台風に対してどれぐらいの強さがあるのか(耐風等級)。積雪に対しどうなのか(積雪等級)。の3項目をチェックします。但し積雪に対しては毎年1m以上の雪が積もる様な地域しか評価しない事になっています。 耐震等級は3段階に別れています。建築基準法をクリアーすれば耐震等級1の評価を受けます。耐...(続きを読む)
制度の内容
さて、性能表示とはどんな制度でどんな内容か、具体的に述べて行きます。まず、性能表示は設計評価と建設評価の二つに分かれています。 設計評価は設計者が設計したプランが、どの様な性能を有するか評価を受けるもので、この設計評価をうけた建物のみ、建設評価を受ける事が出来ます。 建設評価は設計者が設計した内容通りに、建物が出来上がっているか、公的な第三者機関が現場に赴き、内容を検査...(続きを読む)
はじめに
千葉県の建築士による、虚偽の構造設計申請は、建築業界の問題に留まらず大きな社会問題となりました。 マンションに限らず、一般住宅についても構造に関する不安から、ご相談や問い合わせが多くなって来ています。建築基準法による建築確認申請だけでは、法律に掛かる最低の耐力しか保証されず仮に現場で不具合が発生した場合、今回の様にただちに重大な問題に発展しかねません。 構造的にしっかりした建物...(続きを読む)
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