福味 健治(建築家)- コラム「地震お見舞い申し上げます。」 - 専門家プロファイル

福味 健治
木造住宅が得意な建築家。

福味 健治

フクミ ケンジ
( 大阪府 / 建築家 )
岡田一級建築士事務所 
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地震お見舞い申し上げます。

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2007-07-16 21:26
地震が起こった時、偶然にも金沢におりました。
其処でも結構揺れを感じました。被災地の皆様お見舞い申し上げます。

余震の続く中、恐ろしくて家の中に入れない事と思います。

簡易的に家の状態を見る方法をお教えします。
柱を見て、真っ直ぐに立っていれば、ひとまず安心です。
柱が、以前に比べ少しでも傾いていれば、応急危険度判定士が建物を判定するまで、家の中に入らないで下さい。
但し、床から鴨居の下(約1.8m)までの間で柱の傾きが、20cm以内であれば荷物を運び出す程度の短期間の家の出入は可能です。
柱が20cmを超えて傾いていたならば絶対入らない様にしてください。余震で倒壊の可能性があります。
地震が納まった状態で20cmを超える傾きがあると云う事は、実は地震の最中はその3倍の60cm以上傾いていた可能性があるのです。

宜しければ、小冊子「自分で出来る我が家の簡易耐震診断」を差し上げます。この冊子は素人でも簡単に耐震診断が出来る様になっています。しかし、簡易と云っても一般耐震診断に準拠しています。それを根拠に耐震診断を受けるべきかどうか判断が出来る様になっています。
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