おはようございます、昨晩の雨には参りました。
出先にて傘もなく、大変難儀をして帰宅しました。
昨日からの続き、欠損金を巡るお話について。
これまで、青色申告さえしていればその年に損失が出ても
次の年に持ち越せる、というメリットを小さな会社は最大限
活用していました。
今回、そこが改正のポイントに登ったわけですが、
これには一つの示唆が含まれているようにも思います。
つまり、本来法人というものは「黒字であるべき」という
非常に当たり前のお話です。
全部がそう、というわけではありませんが、小さな会社の中には
「過度に高い役員報酬」や「極端な前倒しでの経費計上」に
よって、かなり意図的に赤字にしているようなところもあります。
これらは全て「法人税を払いたくない」という動機からくる行動です。
しかし、この行動が本当に合理的なのかを検証する時期が
到来したのかもしれません。
ポイントを明日。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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