おはようございます、今日も蒸しますね。
空は曇り、年に一度の会合はみられそうもないでしょうか。
昨日からの続き、保険について。
今日は特に「積立式保険」について考えてみます。
積立式は、ごく簡単にいえば「強制的に貯金させられながら
保障を受ける」ための商品です。
加えて、その貯金が自由には使えない、というところが
ポイントとなっています。
昨日もご紹介したとおり、資金の流動性、つまり自由に
使えるかどうかというのは大切なポイントです。
結果的に、零細事業主にとって積立式保険は
「余程の資金余剰」がない限りは、やらない方が良い
保険商品に該当するかと思います。
(契約者貸付などの制度もありますが、正直それよりは
自前の現金があることの方が望ましいように思われます)
余程運用率が高いだとか、キャッシュに余裕があるのでも
ない限り、私生活でも事業でも無理な積立式保険については
見直しを考えることが好ましいかと。
保険の話を続けます。
明日は保険本来の機能について。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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