おはようございます、今日は日本の国際連合加盟日です。
国際組織というのも、その成立のきっかけをみると、結構打算的なのね・・・というものも多いようで。
固定資産についてお話をしています。
税額控除について、完全なるボーナスポイントである点を紹介しました。
ここで、特別償却(減価償却費を割りまして計上できる)と税額控除の特徴を比較します。
◯特別償却
・取得と同時に多額の減価償却費を計上できる
・短期的にみると、特別償却を計上した時点における減税額は大きくなりやすい
・ただし、中長期的にみると「経費の先食い」でしかないため、トータルでの税負担は減らない
◯税額控除
・取得時に購入金額の数%分だけ税金が控除できる
・特別償却に比べると、短期的な効果は低い
・そもそも発生している税額と比較して制限があり、場合によっては満額の適用ができない
・中長期的にみると、完全なボーナスポイントなので、トータルでの税負担を減らす効果がある
両者の特徴をしっかりと把握することが必要です。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
税額控除 高橋 昌也 - 税理士(2019/12/17 07:00)
固定資産税 高橋 昌也 - 税理士(2020/01/02 07:00)
経費の先食いである点は留意すること 高橋 昌也 - 税理士(2019/12/16 07:00)
資金効率という観点 高橋 昌也 - 税理士(2019/12/14 07:00)
特例的な措置 高橋 昌也 - 税理士(2019/12/10 07:00)