おはようございます、今日はピザの日です。
毎年、大晦日に決まったお店でピザを食べるのが恒例です。
固定資産についてお話をしています。
少し回り道をして、支出と費用の区別を確認していました。
本筋に話を戻します。
固定資産の取得は「支出は伴うが費用は直接計上はされない」と紹介しました。
ここで多くの社長さんが「なんでお金が出ていっているのに経費にならないの?」と思われるわけです。
繰り返しになりますが、固定資産に該当するのは「高額で長く使えるもの」です。
金額が大きくて長いこと使えるのに、買ってすぐに全額費用になったら、その年だけ大赤字になる、なんてこともあり得ます。
極論を言えば、自社ビルを買えば数億、数十億くらいのお金が出ていきます。
それを買ってすぐに費用として処理をするのがおかしなことであるのは、なんとなく想像できるのではないでしょうか。
少し話がズレますが・・・借入元本の返済も「支出ではあるが費用ではない」取引の典型例です。
借りていたお金を返しているだけですから、費用にはなりません。
「お金を借りたときに売上は計上されない」のだから「借金を返しても費用にはならない」とお話をすると、大概の方は理解できるようです。
ともかく、固定資産については「支出と費用」をしっかりと区別することが、大変に重要です。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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