おはようございます、今日はバングラデシュの独立記念日です。
世界各国、いまだに国家の独立についての話が数多く存在します。
節税についてお話をしています。
遺言書について、作成から実効性の担保まで紹介をしました。
もう少し、節税に寄ったお話も紹介してみます。
実務でよくトラブルになる名義預金について簡単に。
ある程度の資産家が、孫の誕生にあわせて孫名義の預金をつくることがよくあります。
その口座に少しずつお金をいれていって、その分財産を移転しよう、ということですね。
この場合、税務的に考えると
・祖父母から孫への贈与なので、贈与税の課税
このようになります。
ただ、ご存知のかたも多いかと思いますが、贈与税には年間で110万円の基礎控除があります。
ですので、例えば一年で100万円ずつ贈与をしている限りにおいては、贈与税は発生しません。
祖父母がお金を抱えたまま亡くなると相続税がかかる。
でも生前に贈与をしていれば無税で移転できる。
この理屈を使おうとしているのが、上記の仕組みです。
ただ、この目論見、よくトラブルになります。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
孫側の要件と、事前の情報共有 高橋 昌也 - 税理士(2019/03/29 07:00)
1億円vs110万円 高橋 昌也 - 税理士(2017/09/27 07:00)
自社株式対策の保険 高橋 昌也 - 税理士(2019/05/30 07:00)
青色申告は必要最低限の基礎 高橋 昌也 - 税理士(2019/05/20 07:00)
後継者の人生は相当に束縛される 高橋 昌也 - 税理士(2019/04/12 07:00)