おはようございます、今日で確定申告期間も終了です。
皆様、来年はより余裕をもって対処しましょうね・・・(自戒を込めつつ)
節税についてお話をしています。
相続税対策について、本人や親族も含めた総体的な評価が必要であることに触れました。
例えば、こんな感じの流れだったら上手くいくのでは?という架空のお話でも。
・親族は配偶者と子供A、Bがいる。
・地域は都心近郊、遺産の中に土地があるため評価額は上昇気味。
・このままだと土地を手放すことになるので、借金をして上に賃貸不動産を建設することにする。
・自分の死後は、借金と不動産は子供Aに渡すものとする。
・子供Aが不動産をもらうので、その他の金融資産については配偶者と子供Bに分ける。
・子供Aと他二人の間には、それでも不均衡が存在するので、その分は生前贈与で対策する。
・といった対策をすることを、配偶者、子供AおよびBに対して生前からきちんと説明をする。
・遺言書も用意、そこにここまでの流れをしっかりと記載。
・親族三人もこの流れを確認、きちんと同意していることをしっかりと意思表示しておく。
ここまでうまくいくかな~という事例ではあるのですが。
この事例でいくと
・こうしたい、という本人の意志
・わかった、それで良いのでは、という親族の同意
・なんとなくの公平感醸成
この辺りがそれなりのバランスの取れているお話になっています。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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