おはようございます、今日は手袋の日です。
最近は薄手でも温かいものが多いですね。
設備投資とその周辺事情についてお話をしています。
固定資産は買ってスグに経費にはならない、ということに触れました。
例えば何かの機械を1,000万円で購入しました。
この機械は5年間使用することができます(実際にはもっと長く使えるかもしれませんが、そのように仮定します)。
この機械について、もし購入した年にすべて費用としてしまうと、一年でいきなり1,000万円の経費が計上されます。
5年間使えるにも関わらず、経費が計上されるのは1年分だとすると、なんとなくアンバランスです。
そこで減価償却(げんかしょうきゃく)という手続きを採用します。
1,000万円の機械が5年間使えるのですから
・5年間で200万円ずつ経費にすれば良いじゃん
という理屈で、費用をそれぞれの年に配分するのです。
よく一般の方に減価償却のことをいうと「原価焼却」と間違った感じを想像されることがありますが・・・
少しずつ燃やしてなくなっていくという意味では、あながち間違いでもありません。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
固定資産を買った時点で経費にはならない 高橋 昌也 - 税理士(2017/11/22 07:00)
計画策定に当たっての注意点 高橋 昌也 - 税理士(2019/12/28 07:00)
資金効率という観点 高橋 昌也 - 税理士(2019/12/14 07:00)
更に強力な「即時償却」 高橋 昌也 - 税理士(2019/12/12 07:00)
長期間とは「一年以上」 高橋 昌也 - 税理士(2019/11/08 07:00)