おはようございます、今日はファッションショーの日です。
最近、タイパンツにハマっています。
事業承継についてお話をしています。
非親族による承継のメリットについて確認しましたので、次はデメリットを。
・信用力の担保が難しい
「どうも、高橋商事です。明日からこの田中さんが後継者です。どうぞよろしく」
・・・という論法について、やはり世の中から納得を得るのは少し難しいのが実情です。
高橋商事なんだから、やっぱり高橋さんが継ぐのではないの?という印象が強いのですね。
そういった印象は、利害関係者からの信用力を下げてしまうことに繋がりかねません。
・債務保証の引き継ぎ
法人で融資を受けているような場合に、その債務について個人が債務保証をしていることが珍しくありません。
第三者に承継をする場合、本来であればその債務保証も後継者側に引き継ぎたいのですが・・・
これについて、金融機関側が首を縦に振ってくれないことが多いのです。
・後継者候補の資金力
後継者に対して株式を渡す方法はいくつかありますが、後継者側がいくらかの資金負担をする必要性が出てきます。
その資金を確保できていないことが多く、株式の移転が上手くいかないのです。
信用力の担保以外の点に関しては、非親族の場合資金的な問題がネックとなっていることが多い感じです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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