年男でございます。
所得税の基礎について。
話が大分込み入ってきたので、ここまでの話を簡単に振り返ります。
所得(儲け)の中には日常的なものと非日常的なものがあります。
日常的なものの多くは、特段考慮すべき事情がありません。
そこですべてを足し算して考えます。※
この足し算の仕組を総合課税といいます。
総合課税で足し算された所得(儲け)に税率をかけます。
税率は超過累進税率が採用されます。
所得が多ければ多いほど、負担する税金の割合が増えるのです。
こういった話をここまで確認してきました。
ここで少し前にお話した、総合課税と分離課税の2つの違いについてです。
1つ目は税率だとお話しました。
2つ目は相殺です。
これは上の※印のところ、足し算のところで出てきます。
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このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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