おはようございます、鍋が美味しい季節ですね。
我が家は昨晩、自宅で鍋をやりました。
昨日からの続き、税理士の顧問報酬額について。
実際に私が出会った他の事務所さんの事例を少しだけ取り上げます。
一昨日のお話で「高ければ良い仕事をするか?」というわけでも
ないということに触れました。
ここで実際にあった非常に極端な例をあげてみます。
・個人事業者、職種は建設系
・事業形態上、売上が1億を超える
この額は個人事業者としてはかなり大きいほう
・額が額なので、当然こまめな会計処理が望まれる…にも関わらず、
税理士事務所は会計入力を納税者本人に任せて、事務所としては
きちんとしたチェックもしていない
納税者は特に簿記の知識をもっているわけではない
・結局3月15日の真夜中まで電話で話しあってどうにか申告
ただし、あとで中身を確認したら目茶苦茶な内容
・顧問料は月額4万円、決算料は別
これははっきりいって悪質といっても良いレベルのお話です。
それなりの規模の税理士法人が関わっていた案件ですが、
思わず「これで4万円はぼったくりですね」と言ってしまいました。
明日は良いケースでも。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
各種計画書 高橋 昌也 - 税理士(2020/07/12 07:00)
日商簿記の難易度も上がり続けている 高橋 昌也 - 税理士(2023/12/22 08:00)
税理士としてお客さんに勉強を進めることも 高橋 昌也 - 税理士(2023/12/21 08:00)
お金周りのやり取りを仲介できること 高橋 昌也 - 税理士(2020/10/01 07:00)
いとも容易く誤りを生み出す環境 高橋 昌也 - 税理士(2020/09/16 07:00)