おはようございます、今日は鰹節の日です。
我が家の出汁は、どちらかというと昆布です。
自営業者の生活費についてお話をしています。
倒産企業の決算書について、現金や社長貸付の残高が膨らんでいる事例があることに触れました。
会計帳簿というのは、世間一般で思われている以上に、その人の考えや好みを表します。
極端な事例でいえば、30秒も決算書をみただけで、ある程度「社長の人となり」が推測できることもあります。
そこまでいかなくても、その人の思考・志向・嗜好がほんとうに色濃く出てきます。
その前提に立つとき「現金残高が妙に多い」「社長貸付が膨らんでいる」がどんな意味を持つのか?
簡単に言えば「自分の私生活がコントロールできない社長さんなんだな」ということを表しています。
世の中には、商売が上手な人は確かにいます。
しかし「私生活がどんなに乱れていても、商売は上手でガンガン稼げる」というような
・根っからの商売人だがお金にルーズ
・破天荒な生き方をしている好人物(ちょっと悪かったりした時期もあるよ?みたいな)
こういう人物は、それほど多くはありません。
雑にまとめると
・私生活の制御ができない人は、商売のコントロールも下手であることが多い
これは、ある程度の妥当性をもって、表明してしまっても良い言葉だと思います。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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