おはようございます、今日は鉄道電化の日です。
終電が早まる話も含め、移動することの意味が問われる時代になってしまいました。
自営業者の生活費についてお話をしています。
倒産企業の決算書について、事例で確認をしています。
昨日確認したのは、典型的な「事業の状況が厳しくなって倒産」というものでした。
そしてもう一つの事例では、決算書がこんな状況になっていました。
・現金残高が多くて、社長に対する貸付金が発生している
これ、一見するとなんでこれで会社が倒産に追い込まれたのか、わかりづらいです。
現金も貸付金も、会社からすると資産、つまりプラスの持ち物です。
プラスの持ち物がたくさんあるにも関わらず、会社が倒産をする?
これはどういうことなのか。
ここで、まず確認をしたいのは現金という科目です。
現金と預金は混同されがちですが、この2つには中小零細企業にとって、まったく異なる意味をもちます。
それは
・預金通帳は嘘をつかないが、現金残高は平気で嘘をつく
これ、すごく大切ですが、案外と認識できていない社長さんが、かなりいます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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