おはようございます、今日は世界テレビ・デーです。
メディアの覇権も、どういう方向に流れるのやら。
自営業者の生活費についてお話をしています。
再度の確認になりますが、現金残高が増えてしまう理由について説明をしています。
商売に使うお金を預金から引き出してきて、それを商売以外で使ってしまう。
これが繰り返されることで、手元のお金がどんどん行方不明になっていきます。
結果、処理されていない現金が、帳面上では残っていることになり、現金残高が増えていきます。
倒産企業の中には、倒産した時点で現金残高が数百万円とか残っているケースがあります。
これはまさに
・社長が商売用のお金を長年に渡り使い込み続けた結果
そうして積み上がったものです。
預金通帳には、残高という情報が載っているため、嘘がありません。
しかし、現金の帳面上の残高というのは、その内容が常に保証されている類のものではありません。
きちんと残高まで合わせている現金出納帳がつけられていれば、こういうことは起こらないのですが・・・
実際にそういう会社は、100社あったら、20社もあれば良いところかなぁ・・・というのが正直な感想です。
そもそも、社長さんの多くは、金勘定について
「よくわかんねぇ!」
というケースが少なくなく。
まぁ、だからこそ、我々税理士が、記帳代行業務を行っているのですが。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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