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倒産企業の現金残高

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おはようございます、今日は世界テレビ・デーです。
メディアの覇権も、どういう方向に流れるのやら。


自営業者の生活費についてお話をしています。
再度の確認になりますが、現金残高が増えてしまう理由について説明をしています。


商売に使うお金を預金から引き出してきて、それを商売以外で使ってしまう。
これが繰り返されることで、手元のお金がどんどん行方不明になっていきます。
結果、処理されていない現金が、帳面上では残っていることになり、現金残高が増えていきます。


倒産企業の中には、倒産した時点で現金残高が数百万円とか残っているケースがあります。
これはまさに


・社長が商売用のお金を長年に渡り使い込み続けた結果


そうして積み上がったものです。
預金通帳には、残高という情報が載っているため、嘘がありません。
しかし、現金の帳面上の残高というのは、その内容が常に保証されている類のものではありません。


きちんと残高まで合わせている現金出納帳がつけられていれば、こういうことは起こらないのですが・・・
実際にそういう会社は、100社あったら、20社もあれば良いところかなぁ・・・というのが正直な感想です。
そもそも、社長さんの多くは、金勘定について


「よくわかんねぇ!」


というケースが少なくなく。
まぁ、だからこそ、我々税理士が、記帳代行業務を行っているのですが。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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