おはようございます、今日はかまぼこの日です。
笹かまぼこは好きです。
自営業者の生活費についてお話をしています。
役員報酬額の設定について、検討点をあげつつ振り返りました。
ここで、ひとつの極論を紹介します。
人によっては、役員報酬というのは「架空経費みたいなもの」という意見もあります。
・税負担をなるべく下げるために設定する、仮の数字
・設定額はいくらにでもできるが、その数字に意味はない
・仮に設定が50万円から100万円にあがっても、実際の生活費にはなんの影響もしない、というよりさせない
・会社が厳しい状態になれば、結局自分のお金をつぎ込むのは当たり前
このように考えている社長さんは、実は結構安定して事業経営をしていたりします。
架空経費という表現はやや過激ですが、このような考え方をしている人は
・生活費をコントロールできているため、破綻しにくい
このように言い換えることができます。
役員報酬額を上げたら、その分だけ実際の生活レベルも上げる。
これ、当たり前のようですが・・・実は、結構危ない考え方だったりします。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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