おはようございます、今日はボタンの日です。
ここ2~3年は、ボタンをほとんど使用しない服を着ることが多いです。
固定資産についてお話をしています。
本筋から少し外れ、法人税等と消費税での取り扱いが異なる点を紹介しました。
再び、話を本筋に戻して、今度は減価償却について考えていきます。
すでにご紹介した通り、減価償却費は固定資産を取得した後から計上が始まります。
経理処理も既にご紹介しましたが
減価償却費(費用) 100万円 / 建物(資産) 100万円
こんな感じで処理します。
ここで注目をしたいのは、減価償却費の相手科目です。
一般的な費用では、こんな感じで処理をします。
消耗品費(費用) 5千円 / 現金(資産) 5千円
費用科目の相手に現金がきています。
実務では直接現預金が出るだけではないのですが、遅かれ早かれ現預金が出ていく、つまり支出が計上されます。
一方、減価償却費は相手科目が固定資産です。
つまい、減価償却費は「支出を伴わない費用」なのですね。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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