おはようございます、今日は漫画週刊誌の日です。
雑誌も本当に苦境のようですが。
節税についてお話をしています。
一昨日はうまくいった事例、昨日は大失敗の事例を紹介しました。
2つの事例はどちらも架空のものですが、似たような話は現実にいくらでも転がっています。
特に大失敗の事例は本当によく目にします。
両者を分ける最大のポイントは「親族間の合意」です。
極論を言ってしまえば、合意さえあれば税金なんかどうだって良いこともあるのです。
・多少税金が高くても良いから、皆で平等に分けられる方が良い。
・先祖伝来の土地を手放すことについても、特にこだわりはない。
・やっぱり先祖伝来の土地は手放したくないから、相続税対策を実施しよう。
・分割時の面倒は事前にわかっている、だから皆で納得ができるようにしておこう。
このどちらでも別に構わないわけです。
節税策をあまりに重視する方、あるいは節税策を売り込む多くの業者は、そこらへんをみていません。
あるいは、業者については意図的に無視している節すらあります。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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