おはようございます、今日は町田市の市政施行日です。
地元川崎市のお隣です。
資金繰りについてお話をしています。
金利の設定について、有利な条件を引き出すための要点を確認しました。
・・・その上で、別の視点を導入します。
「金利の設定が本当にそれほど重要なのか?」というお話です。
繰り返しになりますが、もちろん金利は低ければ低いほど有利です。
数億、数十億といった大きな借入を起こすのであれば、僅かな金利の違いでも相当な差が出ます。
ただし、多くの中小企業が行うような額の借入だとどうでしょうか?
例えば数百万円、高くても数千万円くらいの借入で考えてみます。
0.1%の差で生じるのは数千円から数万円といったところでしょうか。
この金額を高いと見るか、安いと見るかは人によって異なります。
こういった細かいところをしっかりと削っていく、という経営方針ももちろんありえます。
その一方で「そんな細かいことより、売上をどう獲得するかを考えた方が早い」という人もいます。
年間数万円なら、月に一度、呑み会を控えれば良いだけでしょ?くらいの感覚なのですね。
どちらの立場が正しい、間違っているということではありません。
強いて言えば「自分に合っているのはどちらなのか」でしょうか。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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