おはようございます、今日で1月も終わり、早いものです。
税理士としては、いよいよ繁忙期に入ってまいりました。
資金繰りについてお話をしています。
金利の設定は定量的情報、つまり決算書の数字が重要であることを確認しました。
これは、以前に参加した勉強会で講師の人が言っていたことです。
「どれだけ熱意があろうが、数字が悪ければ無理なもんは無理です」
「身もふたもないけど、定性的な情報はあくまでも補足的な役割でしかありません」
やはりそういうもんか~と納得したことを強く覚えています。
それゆえなのですが、より有利な条件で金利を設定するために、色々と操作をする人もいます。
融資直前に社長個人からの貸し借りを調整したり、といった作業です。
定量的情報は、数字なのである程度の操作が可能です。
実際、その辺りの操作方法について非常に詳しく、それを生業にされている方もいます。
(金融コンサルタントと呼ばれるような方々の一部が従事)
あとは金融機関の担当者から提案があったりもするようです。
あまりにも不自然な取引をするのはどうかとは思いますが・・・
それほど手間がかからずにできて、金利が簡単に引き下げられるのであればよいのかな、と。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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