おはようございます、今日は平成スタートの日です。
あの日のことは、なんとなく覚えております。
資金繰りについてお話をしています。
手形に代わる決済方法としてファクタリングという手法について紹介をしました。
受取手形を買い取る(割引を行う)のは金融機関の生業でした。
ファクタリング(売掛金の買取)は、また別にファクタリングを行う企業が存在します。
最近になってファクタリングという仕組みは認知度が少しずつ上ってきています。
その影響もあって、新しくファクタリング企業を設立する例が増えてきているようです。
また、少し前のことですが、大手メーカー等が系列企業でファクタリング企業を設立する例が多くありました。
メーカーからすると、受取手形を発行すると印紙税というコストが発生してしまいます。
その点、系列にファクタリング企業を設立すれば
・印紙税の発生を抑制できる
・金融機関に発生していた割引料という収益源を、系列企業の買取手数料という形で回収できる
こういった利点があるからです。
また、もう一つ系列でファクタリング企業を設立するのには大きな利点があります。
それは「売掛債権の評価が不要」ということです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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