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本当は手形売買もファクタリングもないほうが好ましい

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おはようございます、今日は樽酒の日です。
最近、少し日本酒も呑むようになってきました。


資金繰りについてお話をしています。
ファクタリングについて、その活用方法と注意点について概要をお話しました。


・・・と、手形の割引(売買)やファクタリング(債権売買)について延々と説明してきましたが。
実は大前提として


・本当はこの辺りには頼らないで資金繰りが回せるほうが好ましい


これが当たり前であることは、しっかりと認識しておく必要があります。
手形売買や債権売買は「売上を現金化するまでのサイクルを短くする」ことが目的です。
そうやって現預金の回転率を上げることで事業を動かしやすくするわけです。


しかし、本来であれば「通常の仕事をしていて現金化が間に合わないサイクル」こそが問題です。
なので、まったく別の視点からの解決方法として


・出来る限り手形が絡むような仕事で事業を成り立たせない
・現金化まで時間がかかっても大丈夫な手元資金を用意できるようになる


こういった点についても考える必要があります。


もちろん、発注元側の立場が強くて手がつけられないことも往々にしてあるでしょう。
しかし、決済についての交渉(金額や期間)は経営上の重要課題です。
自社に有利な状況を構築できるように努力する。
あるいは多少不利な条件でも耐えられるくらい自社に体力をつける。
こういった「資金繰りの技術に頼らない方法」についても、ぜひ検討をして頂きたいところです。


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