おはようございます、今日は忠臣蔵の日です。
先日、講談で忠臣蔵の話を聴きまして、凍てつく冬の寒さを体感したばかりです。
資金繰りについてお話をしています。
現金収支と利益の数字にズレが出ることについて触れています。
企業の継続するためには「借りたお金を返し続けることができること」は大切です。
そのためには「借金を返せるくらい利益が出せているのか?」がポイントとなります。
簡単に事例を設定してみます。
税引前利益:100(支出を伴わない費用については除外をするものとする)
税率:30%
借入返済:70
この場合、当該企業は次のような資金繰りとなります。
・税額 = 100 × 30% = 30
・税金支払い後の残額 = 100 ー 30 = 70
・借入返済後の残額 = 70 ー 70 = 0
つまり、この企業の資金繰りは、一年間を通じて増えも減りもしない状態というわけです。
これを言い換えると
・当該企業は最低でも税引前100の利益を獲得できないと、資金が減少することになってしまう
これをきちんと把握できているかどうかが、非常に重要です。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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