おはようございます、今日はハンバーグの日です。
ハンバーグを焼いた後の油でご飯を炒めて食べるのが好きです。
廃業についてお話をしています。
借金の返済について触れつつ、ちょっと脇道でコロナ禍のことに触れました。
話を戻して、借金の返済に必要な利益について。
この利益ですが、設定している基準が低すぎるケースが目立ちます。
例えば年間の返済額が100だとして、必要な利益はどれくらいでしょう?
これ、もし利益が100しかないのだとしたら、実は資金は確実に目減りします。
そう、税金を考慮していないからです。
仮に税率を30%と設定しておきます。
100(返済に必要な資金) ÷ 0.7(税率を考慮した割戻し率) ≒142
つまり、返済を4割以上上回る程度の利益がないと、結局資金は不足してしまいます。
ここでは支出を伴わない費用(減価償却費等)を除外しているので、ここまでシビアではないかもしれませんが・・・
それなりに求められている利益の金額は高い、という点は認識しておくべきです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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