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粉飾についてお話をしています。
企業が何を偽るのかといえば、やはり「利益」だということを確認しました。
ここで、会計の種類について少し確認をしてみます。
企業が取り扱う会計は、大きく二つに大別できます。
・企業会計(財務会計)
外部の利害関係者に向けて使用する会計。
「適正な期間損益計算」を基本目的とする。
・管理会計
内部の利害関係者が経営方針の検討や決定をするために使用する会計。
原価計算や損益分岐点分析などが有名。
つまり、こと粉飾ということを考えたときに問題となるのは財務会計の方です。
適正な・・・きちんとした
期間・・・一年間の
損益・・・利益(または損失)
これを計算するのが目的だよ、と言われているのですね。
粉飾は、この適正な期間損益計算を歪める行為ということです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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