おはようございます、今日は川崎で第九コンサートの裏方をしています。
年末風物詩、今年も日本中で歌われていることでしょう・・・
設備投資とその周辺事情についてお話をしています。
ここ最近になって、金融機関から運転資金用商品の提案が相次いでいることに触れました。
その背景として、多分こんなところがあるのだと思います。
・金融庁からの「リスクを取りなさい」の指導がジワジワ効いている
・一部地方銀行の首都圏進出など、競争相手が増えている
・リスクはあるが、運転資金商品は永続的な取引が期待できる商品でもある
・低金利の現状、安定的に収益を獲得できる有望な取引先を囲い込みたい
ここまでに話してきたような事情を統合的に考えてみると、こんな雰囲気が伝わってきます。
「晴れた日に傘を貸し、雨が降ったら取り上げて」と嫌味を言われがちな金融機関。
実際、あまり質の良くないところもありますが・・・近況で言うと、かなり追い込まれているように感じられます。
いまの状況は、珍しく
・中小企業側が主導権を握って融資を取り扱える
こんな感じに近いのかもしれません。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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