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「儲かっているって言われてもわかんねぇ」という社長は絶対的に正しい

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おはようございます、今日はアルゼンチンとの修好記念日です。
確か牛肉が美味しいんですよねぇ…。

会計の基本目的とされる利益計算。
ところがその利益は正体不明。
会計学とはそういう奇妙な前提に立って話が進んでいきます。

強いて言うと、利益は差額計算によってのみ言及されます。
売上と費用の差額。
期末資本と期首資本の差額。
どこまでも差額でしか表すことができません。


つまり利益というのは、とっても曖昧模糊としたものなのです。
よく顧問先の社長様に「当期はこれくらい利益が出ましたね」というと


「そんなに儲かっている気はしないんだけどねぇ…」


という回答が返ってきます。
それに対して、会計帳簿を使いながら私は色々とフォローするわけです。

ただ、本音の部分を言えば、実は社長さんの感想は圧倒的に正しいのです。
そもそも利益というのは本当に曖昧としているのです。
その曖昧としたものを無理やり数字に当て嵌めて表現しているのです。
そりゃピンと来なくて当然ですよね。


そしてこの利益という存在が、現在世界で色々と騒動を巻き起こしているわけです。

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