小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 現場の事例・私の体験 のコラム一覧
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最近は「分かち合い型リーダー」が増えている?
特に最近、リーダー育成を重要テーマに掲げる企業が増えており、私自身は講師として、それを目的とした研修やセッションなどを行う機会があります。 この時の参加者に対して、私は必ず「自分がなりたいリーダー像」ということを質問しています。自分の上司や先輩を具体的なモデルとしている方、カリスマ経営者や歴史上の偉人の言葉をモットーにしている方、逆に何も思い描いていない方、自分はリーダー適性がないと言...(続きを読む)
就職面接は「準備が大事」か「成り行き重視」か
いろいろな会社で、採用面接をお手伝いさせていただく機会がありますが、最近感じるのは、かなり時間をかけて面接準備をしてきたと思われる人が増えたことです。 かつては、どう見ても準備をしたような形跡がなく、まったくのぶっつけ本番と思われるような人に出会うことがよくありましたが、最近はめっきり減ったように思います。 基本的には就職活動が難しくなっていることに原因があると思いますが、面...(続きを読む)
ある会社の「怒鳴る部長」は、結局感情だけだった
少し前のことになりますが、ある会社の部長さんに関するお話です。 この方、とにかく自分の部下を怒鳴るのです。私のような外部の人間が近くにいたとしてもお構いなしです。今であれば確実にパワハラとして扱われてしまうと思われるレベルでしたが、それがそのまま通ってしまっていたようです。 たまたま怒鳴っている内容を聴いてしまった時、その中身は些細なことも大事なこともいろいろでしたが、普通に...(続きを読む)
「あうんの呼吸」に頼るマネジメントの弊害
あるウェブ記事に、『新人に「分かった?」と聞けば、「分かった」と答えるに決まっている』というものがありました。 教えたり指示したりした後、「分かった?」という言葉で簡単に終わらせず、理解度をきちんと確認することが大事で、その言い方も否定的、威圧的に受け取られないように工夫する必要があるという内容でした。 書かれていることはその通りで、実践していかなければならない内容ですが、私が現場...(続きを読む)
うまく巻き込んでいるのか?、それとも振り回しているだけなのか?
私がよく関わる人事制度構築のように、企業内の仕組みづくりの場面では、「他人を巻き込む力」はとても重要になります。 それに限らず、会社の中で何かを変えよう、何かを直そう、何かを始めようといった時には、周りにいるできるだけ多くの人から賛同され、直接間接を問わずにサポートしてもらう事が、間違いなく必要になります。そうやって周りの人を「巻き込んでいく力」を持った人がいれば、様々な課題を少しずつ...(続きを読む)
「スイッチオフ」のタイミングが早い気がする新人さんたち
今はちょうど新人研修真っ盛りの頃だと思います。私もいくつかの会社でお手伝いをさせて頂いています。 私は基本的に、新入社員を含む最近の若手社員は、素直で能力が高い人たちだと思っていますが、その一方で「ゆとり世代は・・・」との言い方に代表されるような、批判的な話も耳にします。 ある会社にうかがった際も、ご担当の方からさっそく、「今年の新人に態度のよろしくない者がいる」とのお話がありまし...(続きを読む)
「強引な営業」で本当に売れるのか?
私が企業人事の頃の、少し前の話になりますが、人事はだいたい管理部門に属しているので、その近くには来客応対を担当する部署があり、そこには飛び込みも含めていろいろな営業の方がいらっしゃいます。 会社規模がそれほど大きくなかった頃は、まだきちんとしたセキュリティができておらず、社員が作業しているすぐ横に受付カウンターがあったので、来訪者がいきなりそこに訪ねてきます。 その中には結構...(続きを読む)
組織改編のせいで行動することを避ける社員たち
年度の切れ目は、企業では組織改編と人事異動の季節です。 なぜ組織改編や人事異動をするかと言えば、 ・事業環境の変化に向けた対応 ・昇格や昇進によるモチベーションアップの視点 ・対象者にいろいろな経験を積ませる人材育成の視点。 ・腐敗や癒着を防ぐ。 ・マンネリを防ぐ。 その他いろいろな理由があります。 基本的には会社が事業を行っていく上でメリットになることですが、も...(続きを読む)
組織の制度・仕組みは「制約」か、それとも「道具」か
私がお手伝いする機会が多い人事制度は、組織の仕組みの一つという位置づけです。 組織における制度化や仕組みづくりというのは、それによって作業や手順を定型化することで、プロセスを効率化したり、質を均一に保つことを目的として行います。 しかし、その会社の状況によっては、組織上の制度や仕組みを、自分たちの仕事上の制約や縛りという捉え方をされることがあります。 制度や仕組みが確立していな...(続きを読む)
良いことばかりではない「人前で褒めること」
最近は「褒めて育てる」ということがよく言われるので、それが苦手ではあっても、できるだけ部下を褒めようと心掛ける上司が増えてきたように思います。 褒め方というのはなかなか難しいもので、「良い褒め方」に関する書籍や情報がたくさん出ていますが、そんな中の一つに、「褒めるときはできるだけ人前で」というものがありました。 人間が持つ「承認欲求」を満たす事ができて動機づけにつながりやすく...(続きを読む)
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