「遺産分割協議」の専門家コラム 一覧(2ページ目) - 専門家プロファイル

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「遺産分割協議」を含むコラム・事例

137件が該当しました

137件中 51~100件目

【相続税質疑応答編-43 今週の国税庁からの情報です 】

今週は、国税庁からの情報を2項目ご案内いたします 第1は、最近の最高裁判決に基づく情報です 既にマスコミで報道されていますが、非嫡出子の法定相続分の 民法規定が違憲と判断されました。 最高裁の見解としては、遺産分割協議が確定した事案にまで 今回の違憲判決は影響しない旨を示しています そこで、実務上問題になるのは以下の論点です 1.申告済みの相続税の事案で、今回の違憲判決に基づき 相続税額の...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)

相続人が海外に 遺産分割協議書の捺印どうする?

遺産分割協議書には、実印での捺印が求められていますが、 印鑑登録していない非居住者の場合どうすればいいのでしょうか。 アメリカなど印鑑登録を認めている国もありますが 大抵の人は印鑑登録していません。 その場合、遺産分割協議書はどうすればいいのでしょうか。 サイン証明という制度があります。 大使館や領事館へ行き、 目の前でサインして、本人であることを証明してもらう制度です。 ...(続きを読む

大黒たかのり
大黒たかのり
(税理士)

相続税の申告と特例

相続税の申告期限は相続開始があったことを知った日から10カ月以内である(相続税法27条1項)。 この日までに分割されない遺産がある場合には、民法の法定相続分(寄与分を除く)に応じて遺産分割があったものとして、課税される(相続税法55条)。 申告後に行った遺産分割の効果が法定相続分と異なる場合、期限後申告、あるいは、税額が増額する場合は修正申告、税額が減少する場合には、更正の請求をする(相続...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

遺産分割後に遺言が出てきたら?

ラジオ(FMあまがさき、「中西優一郎のLaw・and・Order」の第67回目)に出演致しました。 「遺産分割後に遺言が出てきたら?」 私は、3人兄弟の長男です。 昨年、父親が亡くなりましたが、兄弟3人で遺産分割の話し合いをして、預貯金と株など父の遺産を3等分にして分けました。 そうしたところ、先日、父の書いた遺言が実家の金庫から発見されました。 遺言の内容は、長男である私に財産をすべて...(続きを読む

中西 優一郎
中西 優一郎
(弁護士)

遺産分割後に認知された子が現れたら?

ラジオ(FMあまがさき、「中西優一郎のLaw・and・Order」の第74回目、平成25年8月29日分)に出演致しました。 「遺産分割後に認知された子が現れたら?」 私は、41歳の会社員です。 先日、父が71歳で亡くなり、弟2人と話し合い、父の遺産を分けました。 その後、28歳の男性が父の子で、相続人であると言ってきました。 弟2人以外に父の子がいるとはまったく知りませんでした。 この...(続きを読む

中西 優一郎
中西 優一郎
(弁護士)

共有の不動産(土地・建物・マンション)持分のみ買取ります!大田区目黒区品川区

  共有の不動産(土地・建物・マンション)持分のみ買取ります! 《ケース1》 離婚をしたいのですが夫婦2人名義で買ったマンションに離婚後も主人が住み続けることに・・・ 離婚後も私(妻)の名義が残るのはイヤなので、私の持ち分を主人に買い取ってもらいたのですが、 主人はリストラに会い収入もなくローンが組めない状態です。 贈与といっても税金のこともあるし、他人になる以上、高額の贈与はする気にはなれ...(続きを読む

鈴木 豪一郎
鈴木 豪一郎
(宅地建物取引士)
2013/09/06 18:11

不動産持分売却(買取り)土地持分 建物持ち分・不動産共有持ち分買い取ります   大田区・品川区

不動産持分売却(買取り)土地持分 建物持ち分・一部権利のみ買取 不動産共有持ち分買い取ります   大田区・品川区 土地持分のみ売却 建物持分のみ売却 不動産持分売却(買取り)土地持分 建物持ち分・一部権利のみ買取 不動産共有持ち分買い取ります   大田区・品川区 土地持分のみ売却 建物持分のみ売却 《《《 相続を受けた不動産権利・・・》》》 父が亡くなりました。 母はすでに他界していま...(続きを読む

鈴木 豪一郎
鈴木 豪一郎
(宅地建物取引士)

持分売買・物件買取 不動産共有持ち分買い取ります  大田区・品川区・世田谷区・目黒区

不動産持分売却(下取り)・物件買取 不動産共有持ち分買い取ります  大田区・品川区・世田谷区・目黒区 持分売買・物件買取 不動産共有持ち分買い取ります  大田区・品川区・世田谷区・目黒区    離婚、相続などの共有持分の買取 売却に困っている「共有持分」買い取ります ・身内同士だからこそ話がまとまらない ・長年疎遠になっているので ・身内同士で長年仲が悪い ・どうしても直接話すの...(続きを読む

鈴木 豪一郎
鈴木 豪一郎
(宅地建物取引士)

遺言書をのこしましょう

亡くなった人が遺言をのこしていなかった場合、その遺産は法律で定められた割合で相続人が共有することになります。 この共有状態を解消するためには、相続人全員で遺産分割協議をし、誰にどの財産を分けるかを決めなければなりません。 遺産分割協議がスムーズにいけば全く問題ないのですが、これが一旦こじれるともう収集がつかない泥沼状態になってしまうこともあります。 相続人同士、身内といったことが多いだけに、争いに...(続きを読む

安井 大樹
安井 大樹
(司法書士)

相続人の中に行方不明者などがいる場合

相続人の中に行方不明、生死不明でなかなか帰ってくる見込みのない人(これを「不在者」といいます)がいる場合、遺産分割協議、相続登記、相続放棄などの手続きができなくなってしまう場合があります。 このような場合、裁判所に申立てをして不在者財産管理人を選任することとなります。(※不在者の生死不明な状態が7年以上続いている場合は「失踪宣告」の審判を受けることができます。) 選任された不在者財産管理人は、不在...(続きを読む

安井 大樹
安井 大樹
(司法書士)

遺産分割協議とは

遺言がないときは、遺産は法定相続分の割合で相続人全員の共有になります。 ただし、相続人全員の話し合いで遺産の分割方法を決めた(遺産分割協議)場合は、その遺産分割協議にしたがって分割されます。 遺産分割協議は、相続人全員の話し合いによって遺産を自由に分けることができますが、その分割方法に同意しない相続人が1人でもいたら、成立しません。 遺産分割協議がまとまったら、後日トラブルにならないためにも、「...(続きを読む

安井 大樹
安井 大樹
(司法書士)

相続登記に必要な書類

相続が発生した場合、遺言があれば原則的にそれに従うことになりますが、遺言がない場合、相続財産を相続人間で分配するには遺産分割協議が必要になります。 以下は、遺産分割協議があった場合の相続登記手続きに関して必要となる書類です。 ① 相続する不動産(土地、建物)の登記簿謄本(共同担保目録付のもの) ② 相続する不動産の評価証明書 ③ 亡くなった方の、生まれてから亡くなるまでの全ての戸籍、除籍、改製...(続きを読む

安井 大樹
安井 大樹
(司法書士)

もめない相続のために!不動産相続の基礎知識

不動産相続のことなんて、普段は考える機会がないかもしれません。 けれども、両親が住んでいる自宅が、将来的に誰のものになるのか 考えたことはありますか? そのときになって慌てることのないように 不動産相続について最低限のことはぜひ知っておきましょう。 また、すでに不動産相続の問題に直面している方にとっても、 正しい知識をもつことが解決へ向けての第一歩となるかもしれません。 目次 1....(続きを読む

高島 一寛
高島 一寛
(司法書士)

相続する割合は?

亡くなった人の遺産は相続人に受け継がれますが、どのような割合で受け継がれるのでしょうか。 まず、亡くなった方が遺言書を書いていた場合、その遺言書が有効ならば、遺産はその内容どおりの割合で受け継がれることになります。 また、相続人全員で遺産分割の協議を行った場合も、遺産はその遺産分割協議の内容どおりに分けられることになります。 遺言や遺産分割協議がない場合は、法律で定められた割合で相続人が受け継ぎ、...(続きを読む

安井 大樹
安井 大樹
(司法書士)

印鑑登録かサイン証明か

日本に住んでいると 印鑑登録は当たり前のような感覚ですが海外は全く別です。 日常生活ではサインで済ますことがほとんどですので 印鑑登録する人は少ないです。 (印鑑登録制度がない国もあります) サインで済ませられ、非常に便利ですがこれが厄介なことがあります。 相続が発生し、相続人が海外在住者のケースです。 相続人が海外在住者の場合 遺産分割協議書には、登録してある印鑑かサイン証明...(続きを読む

大黒たかのり
大黒たかのり
(税理士)

2 遺産分割の手続

第4 遺産分割 1 遺産共有の暫定性  相続開始後の遺産の共有は、遺産分割が行われるまでの暫定的なものです。すなわち、相続の開始によって共同所有となった相続財産を個別具体的に各相続人に帰属させる手続が民法上、用意されています。これを遺産分割といいます。 被相続人は、相続開始の時から5年を超えない期間を定めて、遺言で遺産の分割を禁止することができます(民法908条)が、この分割を禁止する定めが...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

相続問題についてご相談ください。

当事務所では相続問題において、すでに紛争になっている場合の遺産分割協議から、紛争予防のための遺言書作成まで幅広く対応しております。 相続問題は、相続人間で感情的対立が発生しやすく当事者同士の話合いでは解決が困難なケースが多いといえます。このような場合、お客様のお話をよく聞いて、共に対応策を考えることが重要になります。当事務所ではお客様の話をよく聞き、気持ちをよく理解して、お客様の目線に立ってその...(続きを読む

東郷 弘純
東郷 弘純
(弁護士)

第7 代表者個人の債務

第7 代表者個人の債務 1 分割債務  相続財産には、被相続人の消極財産(債務)も含まれるところ、単純な金銭債務その他可分債務は、その相続分にしたがい分割され、相続人に承継されます(大決昭和5・12・4民集9巻1118頁)。 連帯債務であっても、単純な金銭債務のような可分債務は、分割承継され、各自その承継した範囲において、本来の債務者と連帯債務者となるとするのが判例です(最判昭和3...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

数次相続と代襲相続(誰が相続人となるのか?)

相続手続きをするにあたり、複数の相続が関連してくることがあります。 ある方の死亡により相続が開始したが、相続手続きをしないでいるうちに、その法定相続人であった方が亡くなったとします。このときには、亡くなった方の法定相続人が相続権を引き継ぎます。 このように、前の相続手続きをしないうちに、次の相続が開始してしまっている状態を「数次相続」といいます。一つ目の相続(第1次相続)に、二つ目の相続(第2...(続きを読む

高島 一寛
高島 一寛
(司法書士)
2013/04/11 18:53

相続登記に必要な戸籍の範囲

相続登記をするときには、多くの戸籍謄本(除籍謄本、改製原戸籍)が必要になることがあります。遺産分割協議による場合、法定相続による場合の相続登記では、相続人の全員が誰であるかを戸籍謄本などにより明らかにしなければならないからです。 被相続人の子供が相続人となるときには、それほど難しい調査は必要ないかもしれませんが、直系尊属、兄弟姉妹(または、その代襲者)が相続人となる場合には、非常にたくさんの戸籍...(続きを読む

高島 一寛
高島 一寛
(司法書士)
2013/04/07 10:58

相続登記の種類と必要書類(3)

3.法定相続による相続登記 相続人が2名以上いて、その法定相続分どおりに不動産を相続するときは、法定相続による相続登記をします。 法律上の権利どおりに登記をするわけですから、被相続人の意思を確認するための遺言書も、相続人全員の合意があったことを確認するための遺産分割協議書も不要であり、手続き的にはもっとも簡単な相続登記であるといえます。 なお、相続人が1名のみのときも法定相続による相続登記を...(続きを読む

高島 一寛
高島 一寛
(司法書士)
2013/04/04 17:44

相続登記の種類と必要書類(2)

2.遺産分割による相続登記 次の2つに当てはまる場合には、遺産分割協議による相続登記をします。 (1) 被相続人が遺言書を作成していない。 (2) 相続人が2名以上いて、その法定相続分と異なる割合で遺産を分ける。 なお、法定相続分と異なるというのは、割合が異なる他に、相続人中の1名が単独で不動産を相続する場合も含みます。 遺産分割協議による相続登記をするためには、相続人による遺産分割につい...(続きを読む

高島 一寛
高島 一寛
(司法書士)

相続登記の種類と必要書類(1)

不動産の相続登記(名義変更手続き)には、大きくわけて3つのパターンがあります。遺言による場合、遺産分割による場合、法定相続による場合です。このコラムでは、どのパターンに当てはまるのかの判断、そして、登記手続きをするにあたり何が必要かについて解説します。 1.遺言による相続登記 被相続人が遺言書により、誰が不動産を引き継ぐのかを指定している場合には、「遺言による相続登記」をおこないます。 この...(続きを読む

高島 一寛
高島 一寛
(司法書士)

誰が不動産を相続するのか

誰が不動産を相続するかの決まり方については、被相続人(亡くなられた方)が遺言書を作成していたかどうかにより異なります。 1.遺言書がある場合 被相続人は、遺言によって、共同相続人の相続分を定めたり、遺産分割の方法を指定したりすることができます。よって、遺言書により、誰が不動産を相続するのかを定めていれば、その方が不動産を相続します。 法律的に有効な遺言書がある場合には、他の相続人の同意を得る...(続きを読む

高島 一寛
高島 一寛
(司法書士)

相続人および相続分の決まり方(2)

前回のコラムでは、誰が相続人となるかについて解説しましたが、今回は相続人が2名以上いる場合の「各相続人の相続分」についてです。 まず、配偶者のみが相続人である場合は、配偶者が全ての財産を相続します。配偶者がおらず、子(または、直系尊属、兄弟姉妹など)のみが相続人である場合も同様に全ての財産を相続します。 配偶者と子(または、直系尊属、兄弟姉妹など)が相続人となる場合、各相続人の相続分は次のとお...(続きを読む

高島 一寛
高島 一寛
(司法書士)
2013/03/29 14:49

相続手続はいつまでに何をしたらいいの?

ラジオ(FMあまがさき、「中西優一郎のLaw・and・Order」の第50回目、平成25年3月14日分)に出演致しました。 「相続手続はいつまでに何をしたらいいの?」 先日、私の父が90歳で亡くなりました。 母は84歳で健在です。私は、弟と2人兄弟です。 父が亡くなった後、自宅の不動産や預貯金の相続など、色々な手続が必要だと思うのですが、何から手を付けていいのかよく分かりません。 いつま...(続きを読む

中西 優一郎
中西 優一郎
(弁護士)
2013/03/26 10:12

相続人がいない…財産はどうなる?

ラジオ(FMあまがさき、「中西優一郎のLaw・and・Order」の第46回目、平成25年2月14日分)に出演致しました。 「相続人がいない…財産はどうなる?」 先日、私の隣に住む一人暮らしの92歳の男性が亡くなりました。 その男性の財産には、住んでいたマンションがあります。 お子さんはいらっしゃらないようです。 このマンションはどうなるのでしょうか。 私は、男性を看病したり、家族同様...(続きを読む

中西 優一郎
中西 優一郎
(弁護士)

親を最期まで介護してきた…相続分はどうなる?

ラジオ(FMあまがさき、「中西優一郎のLaw・and・Order」の第44回目、平成25年1月31日分)に出演致しました。 「親を最期まで介護してきた…相続分はどうなる?」 私は、47歳の会社員で兵庫県に住んでいます。 父が2年前に脳梗塞で倒れ、その後、父と同居して介護をしてきましたが、先日77歳で亡くなりました。 私には、兄がいますが、東京で暮らしており父や私とは別に暮らしています。 ...(続きを読む

中西 優一郎
中西 優一郎
(弁護士)

相続登記とは

人が亡くなると相続が発生します。 相続が発生すると、基本的に、亡くなった人の財産はすべて相続人に受け継がれます。 相続人に受け継がれた財産の中に、土地や建物などの不動産がある場合、その名義を亡くなった人から相続人に変更する必要があります。 これを「相続登記」といいます。 相続登記それ自体はいつまでやらなければならないといった決まりはありません。 ただし、いつまでも亡くなった人の名義のまま放置してい...(続きを読む

安井 大樹
安井 大樹
(司法書士)
2013/02/06 21:01

親の遺産ってどうやって調べるの?

ラジオ(FMあまがさき、「中西優一郎のLaw・and・Order」の第40回目、平成25年1月3日分)に出演致しました。 「親の遺産ってどうやって調べるの?」 私は、46歳の会社員です。 先日、父親が88歳で亡くなりました。母親は、2年前に既に亡くなっています。 父親の遺産を相続人である私と弟で分けようと思うのですが、父親とは別居していたのでどのような財産があるのかまったく分かりません。 ...(続きを読む

中西 優一郎
中西 優一郎
(弁護士)

東京都内で「配偶者が亡くなったときにやるべきこと」研修セミナー…

ファイナンシャルプランナーの明石久美です。 2012年11月28日(水)東京都港区で「配偶者が亡くなったときにやるべきこと」の研修セミナーを行ってきました。 配偶者に限らず、身内に不幸があったときには、多くのやるべきことがあります。 葬儀から始まって、役所への届出や返却、遺産分割協議や名義変更など葬儀後の相続手続き、四十九日や納骨などの供養関係、遺品整理や形見分けなど色々あります。 ...(続きを読む

明石 久美
明石 久美
(ファイナンシャルプランナー)

相続と事業承継

第4章 相続と事業承継  今まで説明してきた通り、有効な事業承継の対策を講じなければ、円滑な事業承継は達成されません。  円滑な事業承継を行うためには、次の2つの観点からの検討が不可欠です。 (ⅰ)株式その他の事業用資産の後継者への集中 (ⅱ)後継者以外の相続人への配慮(遺留分減殺請求の問題)  まず、(ⅰ)については、企業経営の観点からは、後継者およびその他の友好株主に...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

遺留分減殺請求権行使の方法

7 遺留分減殺請求権行使の方法  遺留分減殺請求権は,必ずしも裁判上行使する必要はなく,遺贈等を受けた者に対して,意思表示することをもって足ります(最判昭和41・7・14民集20巻6号1183頁)。 相続人の一部の者に全財産が遺贈された場合における遺産分割協議の申入れには,特段の事情のない限り,遺留分減殺請求の意思表示が含まれていると解釈されます(最判平成10・6・11民集52巻4号1034頁...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

登記について・最終回

皆さん、こんにちは。 3回に分けてお送りしています「登記」のお話も、今回が最終回です。 前々回、前回は「相続登記」及び「贈与登記」の手続き等に関しての基礎についてお届けしました。 最終回の今回はその総集編として、「相続と登記」にまつわる具体的なお話をいくつか挙げていきたいと思います。 遺産分割協議により公平に遺産分割を行おうとする場合、特に分割しづらい不動産においては、後々相続人間に...(続きを読む

高原 誠
高原 誠
(税理士)

事実上の相続放棄

3 事実上の相続放棄  共同相続人の協議による分割の場合には,具体的相続分に従わない分割も当然に可能であって,これにより,遺産分割において,一人の相続人に相続分すべてを集中させるような分割の合意をすることができます。  これには,2つの方法があります。 第1の方法は,一人の相続人を除く他の相続人が,すでに被相続人から十分な生前贈与を受けているとして(特別受益),自分の相続分はゼロであるという...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

遺産分割の手続の流れ

2 遺産分割の手続 (1)手続の流れ  まず,遺言があれば,これに従い,遺言がない場合には,共同相続人間での協議となります(民法907条1項)。遺産分割協議が調わないとき,又は協議をすることができないときは,各共同相続人は,家庭裁判所に遺産分割調停の申立てをすることができます(家事審判法11条)。遺産分割調停を行っても相続人間の話し合いがまとまらない場合には,家事審判手続に移行し,遺産分割が行...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

相続登記について

皆さんこんにちは。 少し前のお話ですが、今年の8月23日は、暦の上では「暑さも終わる」という「処暑」(しょしょ)。 実際にはまだまだ猛暑の日々が続いている訳ですが、それでも「朝夕は涼しげな風が吹く」といわれる「処暑」の通り、このコラムを書いている夕方6時頃は時折涼しい風を感じられ、見上げた空はおぼろげながら高くなってきたように思え、着実に近づく秋の気配を感じます。 今回は相続税とは直接...(続きを読む

高原 誠
高原 誠
(税理士)

「相続税務・遺産分割の実務」の研修を受講しました

 講座名    「相続税務・遺産分割の実務」  研修実施日  2010年12月15日開催  実施団体名  日弁連          [講師] 1、相続税務の実務  講師 城所弘明氏(税理士・公認会計士) Ⅰ 相続税務の経緯と概要 Ⅱ 生前対策としての贈与税 Ⅲ 暦年課税制度の贈与 Ⅳ 相続時精算課税制度の贈与 Ⅴ 相続税の実務知識 Ⅵ 弁護士との連携  税務の本には書いて...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

納税資金確保のために未分割の不動産を売却する際の注意点

【相続税質疑応答編-23 納税資金確保のために未分割の不動産を売却する際の注意点】 <事例> Aの妻Bと長男C次男Dは、Aの遺産分割協議がまだ成立していません。 しかし、納税資金を確保するためA名義の不動産の一部を売却することを 検討していました。 そこでBCDは協議の結果、Aのすべての財産を未分割のままで A名義の土地Zを不動産会社Yに6000万円で売却することにしました。 土地Zの売却代...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)

遺言書の応用知識~遺言で残せること、残せないこと-その1

皆様、こんにちは。   さて前回、予告致しましたとおり、「名義変更はいつまでにしないといけないのか?」「名義変更が終わっていないと罰則があるのか?」というご質問からお答えしたいと思います。   こちらも結論は簡単です。   名義変更も「いついつまでに終わらせなければならない」という規定はありません。 同様に名義変更が終了していないからといって、罰則も設けられていません。   但し...(続きを読む

高原 誠
高原 誠
(税理士)

土地は代償分割と換価分割どっちが得?

<事例> Aさんの相続人は、長男Bと長女Cです。Aさんの相続財産は 駐車場経営をしている土地Xだけでした。 この土地Xは、路線価評価8000万円(時価1億円)です 長男B長女CともにAさんの住む関西から遠く離れた街で生活を してるため、土地Xを相続して駐車場経営を継続する予定は 全くありません。 そこで、BCが相談した結果以下のように遺産分割が成立しました。 土地XをBが相続し、売却代金1...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)

遺産分割はいつまでに?

皆様、こんにちは。   先日の金環日食は御覧になりましたか?   私共の事務所のある新宿では曇りがちで厳しい空模様でしたが、テレビで見る金環日食はきれいでしたね。次回、東京で見る事ができる金環日食は約300年後とのこと…。 「何よりの相続対策」である「亡くならない事」を実践してみる事が出来れば良いのですが(笑)   さて、ゴールデンウィーク中に当事務所が移転したり、同じ時期にあちらこ...(続きを読む

高原 誠
高原 誠
(税理士)

相続税では民訴の知識も必要かも・・・

昨日の角田先生のご講演は、いい意味で期待を外した。 期待していた以上に役立つ角田先生のノウハウが満載された 素晴らしい発表でした。   現在係争中の訴訟を例にとり、先行判例を参考にして、 遺産の範囲をどのように確定していくべきなのか、実に緻密に、 裁判まで発展しても対応可能な考え方をレクチャーして頂いた。   多くの税理士は、税務の専門家として、税務会計を処理するのみで、 税法の...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)

遺産分割協議が成立しない場合の銀行預金の払戻し

【相続税質疑応答編-15 遺産分割協議が成立しない場合の銀行預金の払戻し】 <事例> 被相続人Aの法定相続人は、配偶者Bと長男C・次男Dです。 相続財産は、預金2億円のみです。遺産分割協議は当初からもめていて 申告期限までに遺産分割協議が成立する見込みがありません 配偶者であるBは、当初遺産分割協議が円満に成立し「配偶者の税額の軽減」 (相法19の2)を適用し相続税額は0円になると考えていまし...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)

相続のトラブルを避ける。~元気なうちの「遺言」

相続は家族の死を前提にするため、前もって話し合うのはためらわれるもの。相続時にはさまざまな費用や手続きが必要になります。あらかじめ手配や準備をしておかないと、あわてたり、遺産を巡って家族が争ったりすることにもなりかねません。 相続が発生すると直ちに、葬儀費用など一定の現金が必要となります。また、被相続人(亡くなった人)が自営業者や年金受給者だったなら、その年の1月1日から死亡した日までの所得税も...(続きを読む

佐々木 保幸
佐々木 保幸
(税理士)

相続の手続き② 相続財産の調査と評価、遺産分割協議

②財産より借金が多ければ「相続放棄」、「限定承認」 財産よりも借金が多い場合に選択します。財産、借金ともに引き継がないのが「相続放棄」、相続財産の範囲に限って借金を引き継ぐのが「限定承認」です。本人が亡くなって相続が発生してから3カ月以内に家庭裁判所に申し出る必要があります。 財産と借金のすべてを引き継ぐのが「単純承認」、特に手続きをしなくてもかまいません。 ③相続財産の調査と評価 不動産...(続きを読む

佐々木 保幸
佐々木 保幸
(税理士)

『(相続財産の)国債は当然に分割されるのか?』

(相続の一般的効力) 第八百九十六条  相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継する。ただし、被相続人の一身に専属したものは、この限りでない。と民法には規定されていますが、被相続人が相続開始時に有していた遺産は、 被相続人の一身に専属するものを除いて全て遺産分割の対象となるわけではありません。 例えば、金銭債権その他の預貯金等は可分債権とされ、遺産分割協議を待つまで...(続きを読む

小林 彰
小林 彰
(司法書士)

遺産分割の手続の流れ

 遺産分割の手続の流れ  まず,遺言があれば,これに従い,遺言がない場合には,共同相続人間での協議となります(民法907条1項)。遺産分割協議が調わないとき,又は協議をすることができないときは,各共同相続人は,家庭裁判所に遺産分割調停の申立てをすることができます(家事審判法11条)。遺産分割調停を行っても相続人間の話し合いがまとまらない場合には,家事審判手続に移行し,遺産分割が行われることになり...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と債権の共同相続

2 債権の共同相続  (1)可分債権 貸金債権・普通預金債権・定期預金債権等の金銭債権は給付が可分である債権(可分債権)です。相続財産中に可分債権がある場合,複数の相続人間では,その可分債権は法律上当然分割され,各共同相続人が,その相続分に応じて権利を承継するのが原則です(最判昭和29・4・8民集8巻4号819頁)。 ア 貸付債権  【事例】において被相続人甲が会社に対して有する貸付債権は...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

もうひとつ準確定申告の話~相続編~

皆さんこんにちは。 確定申告も本格的にスタートしました。 私たちの事務所でも、他の会計事務所さんほどではありませんが、相続税の申告作業に合わせ、確定申告の作業にもスタッフが追われる日々です。 さて、前回のコラムでは「もうひとつの確定申告の話(導入編)」として消費税の仕組みについて取り上げてみました。 今回は相続が発生した場合の、「消費税」の申告について取り上げてみたいと思います...(続きを読む

高原 誠
高原 誠
(税理士)

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「相続」に関するまとめ

  • 相続や相続税の仕組み、また事前準備、相続発生後の不安に役立つ情報をご提供します!

    相続のお悩みは本当に人それぞれ。親族同士で揉める「争族」、また遺言書が見つからない、相続発生後に知らない親族が出てきた…土地や建物の持ち主が分からない!などの問題もよく出てきます。それに加えて平成27年1月の相続税改正後、課税対象者は約5万人増えるとも言われています。 「我が家には関係ない」と思っていると、莫大な相続税が課税されてしまうかもしれません…! どういう人が相続税の課税対象になるのか、また改正内容を事前に知っておくことで自分の相続や、両親など親族の相続時に活かせる可能性が充分あります。相続税の発生、自分の相続のための生前贈与の準備や遺言書作成など、相続発生前~発生後まで幅広く専門家がサポートいたします。 ここでは、相続ってなに?税制改革で何が変わるの?という初歩的な疑問に専門家がお答えします!

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