前回からの続き、青色申告について。
青色申告の特典、今日は損失の繰り越しについて。
これは特に開業当初にとても重要な規定です。
一年間事業を行なって、残念ながら損失が残ったとします。
開業当初は中々利益も出にくいため、そういうことはままあります。
青色申告にしていると、その損失を翌年以降に繰り越すことができます。
例えば
今年 △100
翌年 +300 → 300から100を引いて200に
青色申告を開業当初に出しておくべき理由の一つです。
儲けが少ないからこそ青色にしておくことで翌年以降が助かるようになります。
損失の繰り越しで注意すべき点を少しだけ。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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