おはようございます、2月も後半戦です。
今のところ確定申告も順調です。
昨日からの続き、小さな会社と会計について。
在庫が増えると利益が増える、という話を紹介しました。
逆に言うと在庫をごまかすことができれば色々な調整ができます。
例えば税金を払いたくないのであれば在庫を隠してしまう。
利益を大きく見せたいなら在庫を水増ししてしまう。
実際、これらの手段は企業の規模を問わず用いられやすいです。
なぜなら在庫の調査は内部だけで完了させることができるからです。
売上や経費の水増しに比べてお手軽でバレにくいのですね。
ただし、会計というのは連続しているものです。
仮に当期粉飾で意図的に都合のよい数字に調整したとしても、
その調整は翌期にこちらを苦しめることになります。
粉飾は結局割りに合いません、妥当性のある在庫計上を。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
税理士選びが大切な理由 高橋 昌也 - 税理士(2020/02/13 07:00)
所得と収入の違い 高橋 昌也 - 税理士(2019/08/17 07:00)
在庫 高橋 昌也 - 税理士(2018/07/28 07:00)
売れた商品と売れていない商品の分別 高橋 昌也 - 税理士(2014/12/30 07:00)
棚卸しという発想の必要性 高橋 昌也 - 税理士(2014/12/28 07:00)