おはようございます、確定申告は大分進んで参りました。
今年は準備段階で割とうまく行った感じです。
昨日からの続き、小さな会社と会計について。
今日は減価償却について考えてみます。
一般の方にはもっとも分かってもらいづらい項目の一つです。
ここでも重要なのは費用配分の考え方と費用収益対応の原則です。
分かりやすく自社ビルを建てたケースを考えてみます。
もし減価償却の考え方がないと、建物を建てた年に一括で
費用として計上されることになります。
しかし建物のような大きな資産には通常次のような特徴があります。
・高い(税務的には10万円以上)
・長く使える(1年を超えて使える)
これを一回で費用にしてしまうと会計の全体図が歪になってしまいます。
ですので使える年数に応じて費用を小分けにしていくのですね。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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