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現金残高は難しい

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おはようございます、ただいま膝の上で子供が寝ています。

天然カイロのようで大変に暖かいです。


昨日からの続き、小さな会社と会計について。

会計の粉飾は現預金残高に痕跡を残しやすい、という話を紹介中。

今日は現金残高について。


預金残高が誰の目から見ても明らかであるのに対して、

現金残高というのは実は中々にわかりづらいものです。

例えば現金出納帳をみると残高10万円と書いてある。

しかし本当に10万円の残高なのかは財布や金庫の中を実査して

みないことには分かりません。

例えば売上を隠しておいてそれを現金で回収してしまうと、

その流れを追うのは預金に比べて難しいのですね。


余談ですが、これは相続税のような資産税でも同様です。

手元に現金が多額にあるような場合、それをしっかりと資産計上して

いるかどうかは中々に把握しづらいものです。


現金の場合は


・費用と収益の対応関係

・残高の推移


この辺りが粉飾を見抜くポイントになってくるかと思われます。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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