おはようございます、いよいよ11月も残り10日。
師走がすぐそこ、最近年明けしたように思うのですがねぇ…。
昨日からの続き、小さな会社と会計について。
減価償却をすることで、固定資産について買った時にすぐ費用に
するのではなく、使える時間で費用を按分(配分)するということを
説明しました。
実はもう少し深い説明もできます。
固定資産を購入するということは、当然のことながらその資産を
導入したことによって獲得される収益があるはずです。
それがなければ資産を導入する意味がないわけですし。
固定資産の活用によって計上される収益に対応させる形で
費用を計上するための手続きが減価償却です。
世の中、一方的に収益を計上できるような仕事ばかりではありません。
その収益を獲得するために必要な費用を適正に対応させて
妥当と思われる期間損益計算、つまり利益の額を計上する。
少し理屈っぽくなりました。
ここまで触れた上で、改めて固定資産について考えてみます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
減価償却がないと 高橋 昌也 - 税理士(2011/11/19 06:00)
減価償却 高橋 昌也 - 税理士(2019/11/14 07:00)
引当金=費用が先、支出が後 高橋 昌也 - 税理士(2018/07/13 07:00)
見積もりという要素 高橋 昌也 - 税理士(2015/01/12 07:00)
費用収益対応の原則 高橋 昌也 - 税理士(2012/02/17 01:00)