おはようございます、今日は指定自動車教習所の日です。
気がつけば、免許をとって四半世紀が過ぎようとしています。
複式簿記についてお話をしています。
会計帳簿を作る人と使う人がいる、という話をしました。
両者は常に分割されているわけではありません。
例えば私の場合、作りながら読み解き、それをお客様と共有しています。
税理士という職業に携わる人は、そのように両面から関わっている場合が多いようです。
一方、これについてはまったく異なる意見もあります。
なかには「税理士は会計や税法の専門家であって、経営コンサルタントではない」という立場を鮮明にする方です。
こちらの考え方に寄った場合、税理士は会計帳簿を使う側には立たないほうが好ましいことになります。
(税務申告も、帳面を使うといえば使っているので、そこらへんの言葉の定義はフワッとお読みください)
これについては、唯一絶対の正解があるわけではありません。
ただ、経営者という立場にある方は、少なくとも
・会計帳簿が正しく作れる環境を構築する責務はある
・その上でその帳面を使い、経営判断を下す
この両面が求められます。
自分で作るのか?読み解きも自分でやるのか?
そこで税理士のような専門家の手ほどきを受けるのか?
この辺りもまた、好みが問われます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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