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最低限読んでもらえる帳面があるか?

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おはようございます、今日は雷記念日です。
稲作と雷の科学的な関係について知ったときは、昔の人の叡智を感じました。


複式簿記についてお話をしています。
経営者は「会計帳簿を作り、使えなければならない」という点について簡単に触れました。


ここで大前提となるのが「最低限の帳面があること」です。
最低限の商売を始める程度であれば、単式簿記の適当な帳面でも良いのでは?
これまでは、割とそんな考えも許されていた雰囲気がありました。


ただ、この前提が大きく変わってきたな、というのが過去数年の傾向です。
まず金融機関との関係について。


金融機関の稟議というのは、ある程度は定型化されています。
その上で、もっとも重視されるのは収益と費用の状況であることは確かです。
つまり、収益と費用について、単式簿記で確実に記録していれば、一応相手にはしてもらえます。


しかし、実際の審査項目には資産や負債に関する項目もあります。
単式簿記で作成した帳簿では、これら「持ち物」に関する情報が網羅されていません。
当然、金融機関も限定された情報で審査しているわけですから、はっきりいえば適当です。


当然、借りられる金額なども、制限が加わってくることでしょう。


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