会計上の取引にならないものもある - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
税理士
044-829-2137
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

会計上の取引にならないものもある

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 会計・経理
  3. 会計・経理全般
経営 会計・税務

おはようございます、今日は元号の日です。
令和も気が付いたら一年以上経ってしまいましたね・・・


複式簿記についてお話をしています。
仕訳について学び、会計ソフトを正しく使えれば、簿記の使い勝手はとても良くなります。


もうひとつ、取引という言葉について補足があります。
日常的に使う取引という言葉と、会計上の取引には少しだけ差があります。
例えば・・・


・3ヶ月後に商品を100個、単価10,000円で販売する取引をした(契約を結んだ)
一般的な意味では、これは立派な取引(契約)に該当します。
しかし、実際に商品を相手に手渡してはいないため、この時点で会計上の処理、仕訳は切りません。


・3ヶ月経って、相手に商品を手渡し、代金は1ヶ月後に振り込んでもらうことにした。
この時点で、相手には代金を支払う債務が、こちらは代金を受け取る債権が確定します。
ここで


売掛金(資産) 100万円 / 売上(収益) 100万円


という仕訳を切ります。


***


こんな感じで、会計上の取引という言葉の意味を把握しておくことも重要です。
「雇用契約」と「賃金支払の義務」なども、よくある事例です。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(税理士)
高橋昌也税理士・FP事務所 税理士

「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します

節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。

044-829-2137
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「経営」のコラム

気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)

福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)

このコラムに類似したコラム

仕訳は会計の基礎にして奥義 高橋 昌也 - 税理士(2020/06/14 07:00)

簿記学習の半分は、手続き論である 高橋 昌也 - 税理士(2020/06/16 07:00)

仕訳から先の作業 高橋 昌也 - 税理士(2020/06/15 07:00)

仕訳 高橋 昌也 - 税理士(2020/06/09 07:00)