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「なぜ借金の返済は経費にならないのか?」を仕訳で考える

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おはようございます、今日はバザー記念日です。
しばらくはこういうイベントも開催ができないのでしょうね・・・


複式簿記についてお話をしています。
どんなに珍しい取引でも、二面性を捉えて仕訳で記録することを紹介しました。


ここで、ちょっと脇道にそれます。
「なぜ借金の返済をしても経費にならないのか?」について、仕訳で考えてみます。


借金をしたときと、返したときには、それぞれ次のように仕訳をします。
・借りたとき
預金(資産) 100万円 / 借入金(負債) 100万円
・返したとき
借入金(負債) 100万円 / 預金(資産) 100万円


どちらの仕訳にしても、発生しているのは資産と負債だけです。
経費というのは「費用」ですから、この取引に経費は含まれていません。


借金を返したときにはお金が出ていく、でもそれは経費ではない。
それがこの仕訳からもわかります。


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