おはようございます、今日は神戸開校記念日です。
新婚旅行で行きました。
固定資産についてお話をしています。
金融機関が中小企業を評価する時は「手元資金」を何よりも重視している点に触れました。
会計の世界では「勘定合って銭足らず」という金言があります。
勘定という言葉は、利益と読み替えても意味が通じます。
つまり「利益はあるのにカネがない」ということです。
これ、往々にして起こり得ることです。
その理由の一つが「過剰な設備投資を原因とした資金繰りの圧迫」です。
設備投資をしたのに成果が出せない、でも返済は止まらない。
そうやって手元資金が逼迫してきて、最後はドカン、という事例は珍しくありません。
利益というのは、実は世間で思われているよりも、本当に曖昧でよくわからない数字です。
その点、現預金残高というのは、あまり嘘をつきません。
(現金についてはちょっと検討事項がありますが)
固定資産の導入においても、主な視座は資金繰り、キャッシュフローに置いて頂きたいです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
![高橋 昌也](https://d32372aj5dwogw.cloudfront.net/home/profile/front/html/img/professional/ll/1224355871.jpg)
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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