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自社株式と換金性

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おはようございます、今日は競馬の日です。

馬券を買ったこともなければ、競馬場に行ったこともないなぁ・・・

 

事業承継についてお話をしています。

自社株式の金額がどのようにして計算をされるのか、本当に基礎的なところだけ確認しました。

 

ここで、自社株式に関する一つの特性を確認しておきます。

それは換金性の低さです。

 

現社長が自社の株式を独占しているとします。

その自社株式を何とかして新社長に引き継ぎたい。

しかし、計算をしてみると自社株式の金額はそれなりの高さになってしまう・・・

 

もし、この株式が上場企業のものであれば、売却は簡単にできます。

買い手は株式市場を通じてすぐに見つけられますし、金額も市場を通じて常に確定していきます。

 

しかし、非上場の株式についてはそう簡単ではありません。

買い手を探すのも大変だし、金額だって自分たちで計算をしなければならないし・・・

そもそも、他人に株式を売ってしまったら新社長が自社株式を独占することもできなくなってしまうし・・・

でもそうなると、新社長はどうやって自社株式を独占したら良いのか・・・

 

と、自社株式そのものの特性として換金性が低いことと、事業承継を円滑に進めるためには他人に自社株式を手渡したくないという理由もあり、事業承継における自社株式関係の話では

 

・株式を移譲するための金が足りない!!

 

ということになりがちなのですね。

これから先、具体的に株式を移転するための話が始まりますが、常にこの「金がない!!」という課題について対処する必要があります。

 

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