おはようございます、今日は植物学の日です。
気候変動等の影響もあり、今後、ますます重要性が高まってくる学問だと考えています。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
事業承継の実施に当たり、若い世代に資金を移転するための方法について考えてみます。
まずは「後継者に支払う給与を高くする」という方法です。
親族や内部従業員による事業承継の場合、後継者は大概の事例で、その企業の社員なり役員として働いています。
ですので、毎月支払うお給料について、高くしてあげれば、それだけ手元に多くのお金が残るようになります。
時間はかかるものの、一番シンプルで、かつ確実な方法です。
実際には給与の引き上げに伴い所得税や住民税、社会保険料の負担も上がるので、そんなに簡単ではないのですが・・・
それでも、給与を引き上げれば、それだけ手元に多くのお金が残るのは間違いありません。
大切なのは、そうやって引き上げた給与のすべてを、日常生活等で使ってしまわないことです。
そうやって引き上げた給与の一部は、贈与なり譲渡なりの方法で株式を引き取るために必要な資金です。
日常生活に使う分、貯蓄する分とまた別に「株式移転のための資金」として、しっかり確保する必要があります。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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