おはようございます、今日は日本初の歩道橋が完成した日です。
最近は新設を控える動きが多いとのこと。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
事業承継の実施に当たり、どうやって後継者に必要資金を移転させるのか考えていきます。
次に考えられるのは、後継者にお金を貸してあげる方法です。
例えば企業内部にそれなりの現預金が貯まっている場合に、こんな方法が採用できます。
・企業内部に留保されている現預金を、後継者に貸し付ける
・後継者は借りたお金を使って、株式移転を実施する(税金を払うなり、譲渡代金を支払うなり)
・借りたお金は、毎月もらう給与から少しずつ返済していく
この方法を採用するのでも、昨日ご紹介をした「後継者の給与を引き上げる」を同時に使うことが好ましいです。
そうでないと、後継者は借金の返済に追われて、日常生活がまともに送れない状態となってしまうでしょう。
企業業績が好調で、株価が年々上昇していくことが見込まれるような場合にも、この手段は有利になり得ます。
少しでも早く株式を後継者の手もとに移転させることで、株価上昇による影響を抑制することが可能です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
お客さまの状況により、好ましい作業環境は異なる(2025/05/12 08:05)
クラウド会計とお客さま側の現状(2025/05/11 08:05)
オンラインツールと相性(2025/05/10 08:05)
税理士と顧客との間のやり取り(2025/05/09 08:05)
情報保全と業務管理の難しさ(2025/05/08 08:05)
このコラムに類似したコラム
結局、企業業績が好調であることが大切 高橋 昌也 - 税理士(2025/04/27 08:00)
金融機関からお金を借りる 高橋 昌也 - 税理士(2025/04/26 08:00)
後継者の給与を高くする 高橋 昌也 - 税理士(2025/04/24 08:00)
最初から資金を用意できているケースもなくはない 高橋 昌也 - 税理士(2025/04/23 08:00)
かつ、手元資金がある程度貯まっている方が好ましい 高橋 昌也 - 税理士(2025/04/28 08:00)