おはようございます、今日はニューヨークの日です。
ヨークはイギリスの爵位なんですね・・・
事業承継についてお話をしています。
中小法人において出資と経営が分離しない理由を確認しています。
昨日は人間関係を取り上げました。
次はスピードです。
出資と経営が分離している都合上、出資者は基本的に経営に口出しをしないことになっています。
ただし、株主が経営に対して何も出来ないかといえばそんなことはなく、株主総会という審議機関を通じて経営方針を左右することが可能です。
日常的な開催があるものではありませんが、その意味では株主も経営に関与することは可能です。
一方、中小零細法人の経営において非常に重要なものはスピードです。
大手企業が審議や稟議を経て動かなければならないものを、「あ、やります!」とすぐに手を上げてサッサと動く。
これを継続的に実践していけなければ、中小零細法人は生き残れません。
もし株主総会で自分が判断した経営方針をひっくり返されるかもしれないとしたら、即断即決をしていくことができるでしょうか?
ハッキリ言って無理です。
株主の意見を気にせず、ガシガシと物事を進めていくためには経営者自身が株主である方が好ましいのですね。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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