「施工」を含むコラム・事例
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ローコスト高品質な住まいづくりの工夫
ローコスト住宅・・・一般的には1000万円代で建てられた住宅などで、そのためにデザインや素材が簡素化された建物が雑誌等で紹介されていたりしますが、ローコストとはいえ、住まいは誰もが一番長く過ごす空間であり、できれば気に入ったデザインや素材をとり入れた空間にしたいものです。では、ローコストでデザインや素材にこだわった住まいづくりなどできるのか?マジックのような話ですが・・・できるのです。 分離発注方...(続きを読む)
- 酒井 正人
- (建築家)
vol.26外断熱 屋上の設計
シリーズを読む RC外断熱の屋上(=陸屋根)には100mmの断熱材に不燃材で吸水率の低い板材を敷き、その上にシート防水を施工します。''飛び火認定''を取得していますので準防火地域の屋根などにも採用できます。''10年の防水保証''もでます。多分、ロンシール工業の認定工法です。 上の写真は太さが3〜5mm,長さが70mmのビス!断熱材を貫通し下地まで支持するため、市場にはなく(...(続きを読む)
- 中村 雅子
- (建築家)
vol.25雨水は土に返したい〜水は神様
シリーズを読む 設計者の自邸としては自分の建物に落ちた雨水は敷地内で浸透させ、下水への負担を減らしたいと思いました。特に今回は vol.2で紹介しましたように建物を冷やす井戸水を夏場に流しますので、土に返すリサイクルを考えました。幸い、この地盤の土は水はけが良かったので実現出来ました。 上の写真は簡易トレンチです。浸透シートで30cm角の溝を作り砂利を敷き、そこに穴を開けた10...(続きを読む)
- 中村 雅子
- (建築家)
一級建築士さんの話1 私達でも見分けられる?
この事件が発覚してすぐの週末(2006.11.25)に、 弊社の建築アドバイザーである一級建築士の先生をお招きし、 構造計算偽造問題についてのセミナー(EMP主催)を行いました。 以下、セミナーでのお話をまとめました。 ・目視による(構造上の欠陥がある建物かどうかの)判断は不可能。 構造図と構造計算書のチェックによるしか方法はない。 ・「クラックが入って...(続きを読む)
- 中村 嘉宏
- (宅地建物取引士)
建築業界、検査機関への不信感。
いつから日本人は 仕事や職業に対する 誇り・プライドを無くしてしまったのでしょうか? 『不動産業界には 世間の常識や道徳に外れた行為が横行し過ぎている』 と以前から弊社メルマガにも書いていますが、 昨年11月、我耳を疑うような事件が発覚しました。 皆さんもご存知の通り、 姉歯建築設計事務所による構造計算書の偽造問題が 社会的問題となっています...(続きを読む)
- 中村 嘉宏
- (宅地建物取引士)
配筋2(HAIKIN−2)
2006年1月20日 いよいよ現場は、壁の配筋作業に入りました。 RC造(鉄筋コンクリート構造)ですので、 写真のように配筋し、 型枠を組んでコンクリートを流し、壁をつくります。 施工業者は、構造図と設計図をもとに 施工図を描かなくてはいけません。 施工図とは原寸図に近い図面で、 例えば、本当に設計どおり鉄筋が納まるのか、 開口部の納まり、設備配管な...(続きを読む)
- 大塚 泰子
- (建築家)
耐圧盤(TAIATSUBAN)
2005年12月27日 本日、晴天に恵まれ耐圧盤、打ち込みの日を迎えました。 耐圧盤とは基礎の部分で建物の荷重を支える重要なものです。 構造設計によりコンクリートの強度を指定し、 工場でその強度をみたす生コンクリート〈生コン〉を作ってもらいます。 前面道路が狭いので2.5㎥ずつ生コン車で運びいれます。 全部で9台の生コン車が次々と時間をあけずにきてくれました。 ...(続きを読む)
- 大塚 泰子
- (建築家)
vol.9 美しいコンクリート出現
シリーズを読む 鉄筋コンクリートの型枠を外し表面を見る時はテストの採点を受けるのと同様、毎回ドキドキします。 今回は目立ったジャンカ脚注*1もなく、コールドジョイントも少なく美しい仕上がりでした。施工者さん感謝!です。 上の写真は3メートル近い深い庇に鉄骨の柱がすっと立っている。ちょっと不思議な光景です。この庇は南面にありますので夏の直射日光を遮ってくれます。 ...(続きを読む)
- 中村 雅子
- (建築家)
vol.6鉄筋コンクリート工事の監理
シリーズを読む 今回の建物はローコスト設計ですが躯体(コンクリートの建物)は耐久性の高い構造設計をしています。指定したコンクリートの性能は30N(ニュートン)で100年の寿命をもつ強度です。実際その強度が得られるか、試験練りで確認します。(上の写真)。材料も単位水量の少ない配合を指定したり、コンクリ−トを打ち込み(流し)締め固めしやすい(=施工がしやすい)鉄筋の間隔で構造設計を行っていま...(続きを読む)
- 中村 雅子
- (建築家)
地鎮祭の「えい!えい!えい!」
2005/11/23 独立後、初めての新築工事、初めての地鎮祭です。 緊張の一日でした。 私は朝からずっと 何度も「鍬(くわ)入れの儀」のことを考えていました。 この儀式、 「えい!えい!えい!」この掛け声をかけなくてはなりません。 この掛け声こそが、現場監理者としての器量を物語るのではないかと 内心考えて緊張するわけです。(こんな考えは私だけかもしれません)...(続きを読む)
- 大塚 泰子
- (建築家)
キッチン〜オーダーキッチン1
「オーダーキッチン」て、、、なんでしょう? 現在流通しているキッチンの種類としては主に 部材をくみあわせてつくるセミオーダータイプの「システムキッチン」 システムキッチンをよりリーズナブルにした「パッケージ型キッチン」 賃貸住宅などにみられる「流し台」 といった種類がありますが 「オーダーキッチン」とは 家具としてつくってきたキャビネットやカウンターにシンクやコン...(続きを読む)
- 氏家 香澄
- (インテリアデザイナー)
リフォームか新築(建替え)かを判断する基準(3)
つぎに、建物を取り巻く環境についてのチェックポイントです。建物、敷地、道路、隣地の関係から色々な制約が考えられます。 ・建物と敷地の離れは施工性に関係します。 ・法規的には計画道路内の建築ですと構造に制約が発生することがあります。 ・大規模なリフォーム(構造に関わる)の場合は現行法規に合わせた申請が必要な場合があります。 ・敷地と道路の関係がある一定以上では...(続きを読む)
- 仲吉 厚志
- (建築家)
リフォームした場合と新築のメリット、デメリット
上記の状況を踏まえ、簡単ですが、リフォームした場合と新築の場合とでメリットとデメリットをまとめてみました。 リフォームを行った場合 メリット ・基礎や構造体を再利用するため、新築にくらべてコストが安価になる場合が多い。 ・住みながらリフォームが出来た場合、引越しや仮住まいの諸費用がかからない。 ・これまで住み慣れた家のよさを残しながら、問題がある箇所を改造できる。 ・...(続きを読む)
- 仲吉 厚志
- (建築家)
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