- 大塚 泰子
- 有限会社ノアノア空間工房 代表取締役
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
いよいよ現場は、壁の配筋作業に入りました。
RC造(鉄筋コンクリート構造)ですので、
写真のように配筋し、
型枠を組んでコンクリートを流し、壁をつくります。
施工業者は、構造図と設計図をもとに
施工図を描かなくてはいけません。
施工図とは原寸図に近い図面で、
例えば、本当に設計どおり鉄筋が納まるのか、
開口部の納まり、設備配管など等を
チェックする図面です。
その施工図を私達、設計事務所がチェックし、
訂正箇所等をもう一度書き直してもらって
さらにその図面をチェックし、OKをだして、
やっと現場の作業に入るという流れです。
とても大切な図面ですから
私達は、神経を尖らせチェックします。
このような作業、とても時間はかかりますが、
私はこの作業を重要視してします。
こちらの現場では
現場監督さんがしっかりしていて
施工図もすばらしい!もちろん訂正はありますが。
配筋も図面どおり組まれていて
気持ちの良い現場です。
このように鉄筋が入り、せき板が立てられると
さらに空間のイメージがはっきりしてきて
わくわくします。
noanoa