おはようございます、昨日はもっと雨が降るかと
思ったのですが、それほどでもなく。
昨日からの続き、保険に関する話題を続けていました。
元々このお話は「事業と家計のバランス」という面から
お話を進めていました。
ここで繰り返し指摘をしておきたいのは、小さな会社では
「事業と家計」を区分けすることにそれほど意味が無い、
ということです。
会社の財布はすなわち社長さんの財布と直結します。
保険契約についていえば、会社で契約していようと
個人で契約していようと構わないのですが、事業と生活
両面についての保障をしっかりと考えて欲しい、という
指摘につながります。
強いていうならば、会社で契約していると経費計上が
しやすいかな、という程度の差です。
大切なことは「事業上、及び生活面において遺される
人々に対する保障」が足りているか、という一点につきます。
(かなりの極論ではありますが)
保険については、まずこの「大前提」を考えるべきです。
「有利な保険」だとか「料率が良い」といった「保険商品の
優位性」については、その後に考慮すべきことです。
最近はその前提がひっくり返ったようなお話が多いように思います。
事業と生活費に関するお話をもう少し続けます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
事業によりけり 高橋 昌也 - 税理士(2018/06/01 07:00)
借入の返済原資 高橋 昌也 - 税理士(2010/07/11 09:58)
保険の本分は「保障」 高橋 昌也 - 税理士(2010/07/08 09:35)
保険に対する認識を更新していく 高橋 昌也 - 税理士(2023/11/20 08:00)
税務署に税金を払うか、保険会社を儲けさせるか 高橋 昌也 - 税理士(2023/11/18 08:00)