おはようございます、真夜中に目が覚めてしまい…。
せっかくなので、深夜の更新です。
昨日からの続き、収入力という言葉について。
収益力が「売上をあげる力」だとすると、
収入力は「現金や預金をもたらす力」となります。
このニュアンスの差が非常に重要です。
実際の企業経営を考える場合、非常に重要なのは
「売上をあげること」以上に「売上代金を回収すること」
だったりします。
つまり「売上を計上しただけ」ではあまり意味がなく、
「実際に代金を回収して」初めて意味があるのです。
つまり、このニュアンスの差が生じたことにより、
資産の本質が「より実践的」になりました。
そう、結局はキャッシュが重要という基礎の部分に
会計が立ち返ったのです。
この定義が変わった結果、実は資産に該当しない
こととなったものがあります。
それはまた明日。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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